哀愁の舎熊神社祭露店


露店は二店のみだが舎熊神社祭が終わった。
由緒正しい神農黄帝の使いの露天商のアニ~の店の横に軒先三寸借り受けまして、ちんまりと揚げたこ焼きの露店を今年も出した。
孫達が来ても何も無いと言われないのがいいと言って神社総代さんに夜店を誘われるようになって3年になる。

寡黙な露天商のアニ~を見て大変な事と気づいた。
品物があり店を離れる事が出来ないしいつ来るかわからん子供達の為に祭りそのものを見たり楽しむ余裕など無く
神社庭場は殺生禁止のうえさらに建物や立ち枯れ掛かってる木々は目の前を歩く爺婆の二倍も三倍も古い
その為にジャン・アンリ・ファーブルが狂喜乱舞するほどの昆虫や足元から迫るアリや夜の蝶などが昔の御姉様達に混ざって飛んで来るのだ。

狭い車の中で生活しながらあちこち旅して歩く寡黙なアニ~が
薄暗い電燈の下で狭いパイプ椅子の上で膝小僧を抱えて下を向き座って居るの
はアリ対策だったのだ。
哀愁が~哀愁が~アリマ~


普通の生活


普通の生活


スパット船 タグボート 普通に無事に夕方は家族とメシを食うのが一番

小さな村の露店はほとんどが車の燃料代も出ない大赤字でオヤジの遺言だとか村の義理だけで店を出してるらしい

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