沖縄から、これこそ沖縄と思われる風貌のMさんがわざわざ酒を持って来てくれた。
実は沖縄の人と実際に接するの3人しかいない 滅多にある事でないので 酒を呑まずに話を漏らさず聞きたかったが嬉しさで一緒に飲んでしまった。
それも二人で日本酒を一晩で2升以上を呑んでしまった。
こんなに酒の強いチャーガンジューの人に逢ったのは記憶にない
沖縄本島は留萌支庁管内の面積の3分の1以下の面積に140万人が住み、さらに米軍が留萌管内の総人口に少し足りない4万4千人もいて表に出ない大変な苦労が有る事も察しが付く。
人口と面積の似てる場所としては札幌市があり沖縄人が使える沖縄本島の有効面積は札幌市の方が多く そのど真ん中に4万4千人の基地があり
ばんきに飛行機が飛び最近ではオスプレイが配備される。そんな狂気のような事が起きているが それはアメリカ人が苦労を掛けてるのでは無く 日本を守って欲しいと言う日本人全体が掛けてる苦労なのだ。
自分の事は自分で守りますと言ってしまえば済む話なのだが、それが出来ない、なぜなのか勝ち馬に乗る日本人の性格なのか これは震災ガレキを受けようとしない流れと同じと思うがどっちにせ大変申し訳ない事なのだ。
日本人は将来 滅びる民族なのかも知れないと酔った頭でふっと思った。
言葉も違い沖縄は琉球であって日本とはハッキリと違う文化圏である事を再認識しました。
俺は帰る家族も持たないし帰るべき場所もない あちこち転々とした身には長い何百年と熟成された引き継ぐべき文化も無く言い伝えも教えも何も知らない
おばーの話をするMさんにケージ飼いの鶏のような俺には羨ましくてならない
話を聞くうちにある疑問が解消されていった。
北海道では絶対に人は住まないような山奥でも内地では人家があり子供の姿がある。
不思議でしょうが無かったのだが今までは積雪の関係だと思ったが
これは理屈を超えた何百年と続いた文化があり守るべきものが有るかではないのかとMさんと話をして強く感じた。
もっともっと話を聞きたかったし一緒に写真の一枚もと思ったが朝サッサと帰ってしまった。