金曜日コロナ2度目の注射がすんなり終わった。
当日はヒリヒリする程度だったが翌日はやたら疲れが出た。
最近のハードな仕事を考えると疲れが出ても当たり前と土曜日は朝6時からラーメン屋で稼いで夕方から翌朝までグッスリ寝たら日曜日はなんとか元気回復したのでやっぱ気のせいかと思った。
日曜日はラーメン屋の前を覗き込む様にして数人乗った真っ黒なスリーポインテッド・スターがウロウロしている。
眼を合わせるとロクた事にならんのは自然界も同じなので
下北半島の猿の様にラーメン作りながらあっち向いていた。
やや20年振りの再会をした。思う事は一杯あったが
再起を果たし無事だった顔と昔と大した変わらん精神構造に
またの再会を約し別れた後に
なんか無性に酒が呑みたくなり海を眺めながら呑んでいた。
沖からせいぜい4~5ノットも出てるかと言う船が入港して来た。
ここが崖でなければ町の灯りがあり街灯などの目標物を目安に入る事は出来るがここの港は陸地側が崖なので物標が無く夜は入りにくい
地元の船であればGPSで出航時の航跡をたどり灯りは点けづに入港するが
ホタテの仮置きなどの障害物がある為にこの船はサーチライトで四方を照らしながら向かって来た。
船のサーチライトは危険で直接見ると眼がしばらく見えなくなる為に普段は水平に近い角度で照らしながら航行する事はない
故障か何かで緊急入港だろうと思う。
7海里沖は本船航路があり外国船だった場合はここは検疫錨地も税関も無くすぐに入港とはいかない
それでも何処の国であろが誰であろうが困ってる者を助けるのが男なのだ。
困ってるのは異常事態でその場を乗り切る事は自分のその後に自信や経験として大きく影響してくると思うのだが
ふた昔前にあるボート施設で善人が大勢いながら誰一人手を差し出す者が居なかった事を思い出した。
昔はこう言う生き方をしたいと思った男は多くいたが最近は琴線に触れる男に出逢う事が少なくなった。
この後日本酒をたった4~5杯呑んだ処で具合が悪くなり次の日朝まで苦しんだ。