昨年の暮れに書いた『 「永遠の0」読後感想 』を再度見てみるが
本屋大賞も大した事ないなと再度思った。
百田尚樹はただのラブロマンス本なのに多くの実名を書き内容はあたかも真実と思わせ、一定の方向に持って行こうとする危険な人物である。
修理屋を目指して岩手から出て来て何があったのか道を変更した、アニーは同じ田舎出の俺には本当に良くしてくれた。
中でも「 鉄道日本社 自動車工学 」をアニーは道を変更後も読んでいて修理屋をやるならこれを読めと言ってくれた。
それから半世紀読んだ事になる。
この本を読むようにアニーに薦められた事は大きな財産で、
この本で字を覚え多くの生き方をこの本から学んだ、特に数十年前に全日空航空機関士の人間は過ちを犯す生き物であり
それをどう防ぐかが書かれてあり
エラーレジスタンス&エラートレランスの考え方と手法と覚悟と引き際なのだ。
ダブルチェックをして来たはずなのに今年は自分がもし航空機関士なら400~500人束にしてクタバらせたかも知れないと思うと
恐ろしいなと思う。
運と多くの人の思いだけでここまで来た、油虫小僧に幕を引く時がそろそろ来たと思う。
多くの人に助けられて来た油虫小僧に出来る事は出会った人達をいつまでも、いつまでも忘れずに思い出す事しかない