原発稼働とカジノ

福島がまだ手探り状態なのに原発再稼働やカジノ構想がまだ生きてるらしくそれを真剣に推進しようとする連中がいる事に驚きを感じる。
川内原発は原発稼働で2000人の工事関係者が来て地元が潤うらしいが
それは弁当屋にしても他の商売にしても確かに売上は伸びるだろう。
だが それは今の一時の金の為に自分で自分の首を絞めてるのではなく 自分の手が指が孫や子の首を絞めてるのだ。

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現場で暮らさない者の絵空事と思われるが 
誰も余分に貯金をする金が欲しくて原発を容認する訳でなく、ようは今すぐ使う金が欲しいからだと思うのだが

金に支出しても戻る金と、行きっ放しになる金を分け さらに優先順位をつけ支出を洗い直して地域経済を立て直す方が原発を稼働させるより
将来にわたっても地域にとってはいい結果が出ると思うのだが
戻る金は地域に基盤がある大工や漁業などの手作業の商売に金を払い 
自分が払った金の5パーセントも地元には残る事はない地域から出っ放しになる車などは一年でも長く使う。
一見同じような商品だがボートなどは殆どが地元以外からの入金なのでどんどん売った方が地元にとってはいい結果がでる。
それでも全体を考えた時にやはり使える物は長く使った方がいいに決まってる。
大店物販業はもう時代遅れに入ってる事は大型店やデパートが没落しかかってる事からもわかる。
いまはネット社会で電話が通じて宅急便が来る場所なら田舎の方が地価が安いためと物品仕訳は誰でも出来るので
田舎の方が有利なのだと身を持って実感してる。

人が一生を送るのに自分の価値を何に見出すかで 消費動向も大きく変わり果ては地元経済も変わってくる。
地元経済が潤えば一時の金の為に孫や子に負の遺産を残さずにすむ これはパチンコ依存症が身の回りにもファミリーにもいる俺が思うに 
根はカジノ構想も同じなのだと思う。

金を回す時に額に汗する人、身体を使って働く人に使うとその金はやがて地元に戻る事になり地域循環がおきる。
その前に額に汗する人、身体を使って働く人を真っ当に評価し価値を認める事をしなければ
自分の自己主張の見栄の張り方を間違え 一人しか乗らないのに馬鹿でかい車を買ったり見てるだけで船酔いしそうな馬鹿デカいテレビなどに支出し地域に戻って来る事のない金の使い方をしてしまう。
すべては金を持ってるからデカい家に住んでる人だからと有難がる風潮を改める処から始まるような気がしてならない
俺は人の価値は右手に掛かってると思ってる。

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