食糧安全保障


美味い酒を呑む為にムール貝を食す。

この丁度いい食い頃の海外産ムール貝はキロ1500円程度なのだが
三陸ではキロ1000円程度で普通に木箱で売っているが送料が2000円は掛かる
採ってすぐ食う地元産は美味く絶品でまったく別物と言っていいのだが
沢山あるのに売ってはいないので増毛地元産を食う事は出来ない
知る限りでは函館方面でわずかに流通しているくらいで北海道では何故かしら誰も流通させようとしない
ここの堤防を越えた岩場に行けば簡単に大量に採る事が出来るし駆除しなければロープなどは重みで沈んでしまうのに何故採って売らないのか不思議で仕方ないのだ。
マリーナーには大量にあるのだが何でも食ってしまう俺でもマリーナー産ムール貝はさすがに食わない

他にも未利用魚は結構あるのだが立場が違えば灯台下暗しな事は沢山ある。

裏の廃線になったJR線路の傍に何十年も使われていない道路があり国有地か何か知らんが
勝手に決めた崖下村食糧安全保障計画で今年初めてそこにジャガイモの苗をたった一本植えたが何も手入れしていないのに秋になって周辺の草が枯れた処にこんなにジャガイモが収穫出来た。
カボチャに至っては何処まで伸びるのかと思うほど伸びて9個が収穫出来
他の野菜も食いきれないほどなっていた。
そこそこの修理工兼商人(あきんど)だった!俺が思うには これが一次産業の強みで田舎の1000円と都会の1000円とは全く銭のパワーが違う。
仕入れて売り利ザヤを稼ぐ都会の銭は今持ってる1000円は9割は仕入れ先に払い残りは経費と消えるが
田舎の1000円は経費を引いても元手の何倍にもなって戻って来る。
米などは1粒が秋には600粒になるらしい
田舎は総額は少なくても利ザヤが大きく空き地に何かしら植えて置き魚は岸壁に行けば釣れるし食うに困る事はない
家などは頼むから貰ってくれと言う家も沢山ある。
ほったらかし野菜を作ってこれが田舎の自力なのかとつくづく思う。
国か町か知らんが年貢を払えとか何か言って来るまで空き地に野菜を植えてみようと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA