ふざけんな!

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大きな工事は用地取得費の安い田舎で行われる事が多く
メシもを食う場所無い為にそこに飯場が立ち全国から様々な技能を持った人達が枠を超えて集められる。
その工事も完成するとその施設や道路周辺に色々な施設や町が出来て数年後に行っても
どこがどこだかわからんくなる。
そして工事に集まったクレーンのオペレーターや重機屋や整備屋やメシ炊きや多くの人達は完成したら
なんの痕跡も残さずにまたバラバラに全国の奥地の細道へと散っていく。
昨年完成した江竜橋もあれだけの大工事でも完成してしまえば誰もが大昔からあったと思って、
まったく違う所を走る新取付道路を何事も無かったかのように車で走ってゆく
完成したトンネルやカルバートや橋を通っても誰もそこで苦労した人達がいた事を忍のぶ人もいない
伝説のトンネル松が深川一己の生まれな事を知る人はほとんどいない

大型の施設を作る時に集められるのは知る限りでは会社と言うよりは会社を飛び越して個人を名指して集められる。
その人がすでに所属会社を辞めてどこかに移ってる場合でも関係なく集められる。
「あいつは今度どこそこの現場に行くと言っていた 呼べ」と
合図マンとオペとの関係がもっとも端的にわかる関係で無線を通すスライスライと言う短い声に体調や考えてる事までがわかると言う。
トンネルや大型の施設は人損経費をみるほどに危険な施設は人との、あうのん呼吸がもっとも大事で
この呼吸が合わんと事故の元になる。

多くの人の中で気の合った者をふたつ名(ふたつな)で呼び合い酒を酌み交わしまた何処かでと言いながら
再会を約して別れと出会いを繰り返しながら各地の飯場を男を上げながら流れて行く
最後は人と人しかない事を知り我が事は二の次で助け合って事をなしてゆく
表に出る事を嫌い影でいいと必要とされるならと生きてゆくふたつ名の飯場暮らし
和歌山南紀酷道も琵琶湖湖西線も完成し日本で最初の工法と言われた静岡三ヶ日トンネルも今は工事の面影はどこにも見る事は出来ない。

アラブの狂ったお前の主義主張でなんの関係もない人の命を奪っていいなら
お前もお前の家族も何の関係もない者に命を奪われてもいいのか
日本人は何かの大きな出来事に遭遇をした時に自分の内に原因を探し諦めて自分を責めて生きて行こうとする。
残された家族には早く新しい人生を歩んでほしい 
出来る事ならラーメンをこの地で食わしてやりたい。

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