にあんちゃん

自営業には残業手当はないし仕事の出先でメシ食っても、それは遊んでいても食うのでメシ代は基本経費では落ちない事が多いし、夜通し走って眠いからと言って自販機で缶コーヒーを買っても経費では落ちないが、それでもサラリーマンからしたら自営業は恵まれている。

昔し活動写真かと思うほどタライ回しになったブツブツ切れるフィルム映画をよく見た。
大和田まで線路を歩いて行くと炭鉱映画はタダで見れたし八幡屋デパートの映画館は宣伝チラシを配るとタダで見れた。
その中でも「 にあんちゃん 」は長門裕之が言ったと思った言葉はいつまでも心に残って今の自分を作っている。
子供に『 髪は必ず伸びる 食うには困らないから床屋になれ 』と言った。
将来を見越した言葉だと思う。
内田橋でガソリンスタンドのアルバイトした時もスタンドの大将は今は風呂屋に行かんでもスタンドには来ると言った。
よっぽど頭が良ければ需要を自分で作る事は出来るかも知れんが
必要とされない処には自営業は成り立たない

孫子にまで莫大な借金を残してまで自営業を助ける必要は無いのだ。
自営業はどんな事があっても生き残ってこそ、その経験は財産となって力となって強くなっていく
一方庶民が居て呉れてこその自営業で庶民を助ける事が出来る商売や道具を売る作るなど出来る商売は生き残っていくだろう。
銭持ってる奴から頂き従業員や無い所に回すのがジエイギョウ

田舎者の自営業者から見る大都会はもはや人がたった一度しかない人生を続けていく場所ではない
虚構に虚構の厚化粧を重ねているとしか思えないのだが


天北はやたらシカが多いぞ~気を付けないと軽では運転者はタダでは済まない
体脂肪ゼロのマイクタイソンの腕の様な足で跳ねた時点で防御のケリが入るらしい
『 怖いですね~怖いですね~ 』
帰りは少し時間があるので遠回りになるが東浦に回り浜頓別から俺の大好きな275を通り帰る事にした。

美深で信号待ちしてたら、
おお~昭和かと思える外観の大衆食堂発見で入って見る事に時間は12時半過ぎ
入ってびっくりやたら人が居る。 アマチュアラーメン屋の俺は食堂に入るとすぐ人数を数えてしまうのだ。
俺の勝手な計算では一般食堂は昼12時から1時までの間に入った瞬間に居た人数の4.5倍が一日の売上なのだ。
その時に居た人数は俺も含めて8人が店内に居たので✕4.5で36人が一日の来店数✕客単価が一日の売上になるがラーメンは520円と店の物はすべてが安い
ラーメンは貧乏人ご用達の贅沢外食なのだ。
最低賃金で一時間働いても食えないラーメンは家族4人でラーメン食ったらチャンの半日分の稼ぎが飛んでしまうなど
ラーメンでは絶対ない!バカこけと思うのであります。


店主お勧めラーメンを食す 620円 メンマやチャーシューが別の皿に入って来るが量が普通より多い
店内がやたら面白い電気代節約かカウンターに座ると自動で電気が点くが麺を口に入れようとすると電気がまたパッと点くま~いっかと思える店だった。


275を通ったらお参りする旧光顕寺が雪で潰れていた。
ナンマンダブ~

2 thoughts on “にあんちゃん

  1. 「にあんちゃん」懐かしいことばです。私は天幕を張った学校の教室で見た記憶がありますがすっかり忘れていました。貴方は矢張り幼いころから感受性が豊かで記憶力が抜群なんでしょうね。ボーとしていた私はあらすじさえも忘れてしまっていました。何もかもに自信が持てない毎日ですがあなたの文章には不思議と元気ずけられます。

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