なんくるないさ~

唯一地上戦をし米軍の占領が続いた沖縄は想像を超える苦労した事を昭和38年当時、同じ日本なのにパスポートを持って名古屋に来たレッツの知念剛から何度も聞いて来た。

俺は当時とたいした変らんアンポンタンだが 
いま沖縄に出来る事は少しでも買う物があったら買おうと思って来た。
物にもよるが沖縄元払いの場合は沖縄だから送料が高いと言う事は無い 
これは一車の守備範囲が広すぎる為に北海道発の送料は高く内地着払いは安い事の逆になっているが
沖縄ヤマト運輸の心意気を感じるのである。

2800円程度のエアー工具を沖縄の商社から買ったが中に数百円程度の付属品が入っていない 
再送の相手方の送料を考えると ま~無くても使えるしいっかと思ったが
送らんでもいいが一応言っておくかと言った。
相手方はすぐ送ると言って来た 
それならどうせ欲しい物が有るのでそれに抱合せて送って欲しいと送料を含めて送金したが
送られた来た物は およそこんな物も必要と考えたのか他の必要そうな備品をどっさり送って来た。
お~お~張り合ってるな~と
そんなさ中 首里城が焼失した 同じ焼き出されを経験した者として再建に少しでも
役だって欲しいと思い
その辺の募金箱に掘り込んで欲しいとわずかな現金を送った。

先日 やたら重たい物をヤマトのネエチャンが持って来た。
自分の為でもないのに自腹を切って首里城募金のお礼にとインパクットが中に入っていた。
ここにあるインパクットが30年以上使って丁度くたびれて来たんで有難く使わせて貰う事にしたが
う~ん
このままでは生きてる間中品物の送り合戦が続くので今度は多少シラミが付いてるが鹿の皮でも剥いで送り返そうかと

年寄と義理と人情を大事にと言う沖縄の人らしい
なんくるないさ~なのである。

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