あ~ほ~ばんざい~


信砂岳にうっすらと雪が降った。
きっと1週間後に旭川に積雪があるだろう その1週間後に増毛や留萌に積雪があると思うのだが
どんどん雪が積もる時期が遅くなっている気がする。
一言で自然には逆らえないと言うが小さい自然は人間の手によってかなり克服している。
何事も程度の問題でわかり易い言葉には危険が一杯詰まっている。
雪が降る頃になるとアチコチの沼や三日月湖に川から魚が遡上して来るが殆どの沼や三日月湖は人工的に作られた落差溝が有る為に生まれた処に戻る事は難しいが知る限りで1か所だけは落差溝が無い沼があり 
毎年この時期そこに見にゆくがここで生まれたのか放されたのかわからんが今やなぜこの魚がここに居るのだと思う魚に出逢う。
一度は時期は早いがグッピーを見た事がある。
色の綺麗な魚は他の魚に食われる確率が高く生延びる事は難しいはずなのに
生きる生きようとする力は凄い

この頃になると北竜や雨竜の沼にはあれだけ沢山いた渡り鳥も居なくなっているが極わずかだが渡りそこねたのか鳥が残っている時もある。
大型の渡り鳥には空気抵抗を減らす為にV字編隊飛行を組んで次の越冬地に飛んでゆくが
若く体力と方角を正しく知る知恵のある鳥が年老いた鳥や子供の鳥を守りながらV字の先頭に立ち疲れたら次の鳥にと変りながら飛んでゆく
それでも過労で海にポッテと落ちてしまう鳥や無事着いても過労でエサを探す事もままならずにオッチヌ鳥もいるらしい
頭もいい体力もあるが相当のアホ~でもあるがア~ホ~が次の時代を作るのかも知れん。
どこか新天地を目指す北海道初代開拓者の姿に重なるのである。

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