夏休みに家出のすすめ

弥生の貸元のお蔭で充分に食っていけるようになったばっかりに今の時代みなどこかしらおかしい
精神の均衡が取れなくなりそうだったら壊れる前に海も山いつでも待っている。

冬山の荷物運びを大事な収入源とし始めて何度か危ない目にあった俺にはエベレストとかナンチャラ言う山に買物にゆく訳でもなく用も無いのに登る奴や小さなヨットで用も無いのに太平洋を渡ろうとする奴やロッククライミングなど掴んだ石がポロッと取れない保証はどこにも無いのに狂ってると思ってしまう。
それで本でも書いて稼ぐ人は仕事になるが
殆どの人は精神の家出で右でも左でもどちらかに優れてしまったばかりに危ない事を狂気をしたくなるのではないのかと
それで他人様に迷惑を掛けないように精神の均衡を取っているのではないのかと思うので
登山も太平洋横断もたいした事ではない
凡人が一番なのだ。

月々18000円の年金生活に入っていまは毎週月曜日午後から水曜日は休みと決めていて その日が来るのが楽しみなのだ。
それでも予定通りには中々休めないが
5月28日から30日まで道東を832キロ走って使った燃料が45.4リッター リッターあたり150円とすると6750円位になる。
後は大好物の筋子オニギリとカップ麺とウチダザリガニとアイヌコタンの品物代くらい いつもポケットに18000円を入れて使い切りそうになったら戻るので細かく計算する事は無い
なのでどのズボンも洗濯する時はポケットに小銭が入っている。

ほとんど街中に行く事はない海辺か大した事がない山にゆく 
仕事でもないのに寒いのも嫌 暑いのも嫌 疲れる事も嫌なのだ。
ただ自然は怖いそして自然は決まった決まり事で機械のように動くのに自分がいかにちっぽけかを知らされる。 
自分の小ささに出来る事、出来ない事を身体で肌で知る。
それに比べて人は何を考えてるのかわからん読めんのだ。
それゆえに俺は人であふれる都会に出る根性はないのだ。
人間水と空気があればなんとかなる 
どうせ家出するなら食える野草の本を持って土のある処に出て見るのもいいのではないか
二年前に一円も持たずに北海道を苫小牧から釧路、帯広、増毛とお貰いと人頼みで東西に縦断出来る事を証明したシェーンのようなオヤジもいる。
少し余裕があったら有料もあるが各地に無料で見れる博物館もある。
芸術はまったく理解出来ないししようとも思わんが博物館は自分に出来る事と出来ない事を教えてくれる。
ガンタ一本すら自分で作る事は出来ない
どうせ家出するなら難しい本ばかり読んでないで厳しい北海道で自分を見つめ直す事も大事だと新幹線のニュースを見て思った。

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