日本品質らしい~

不思議でしょうない
昭和45年頃 借金の為に数物屋になり朝から晩まで毎日毎日同じ物を一年半溶接をし作り続けた。
 画像はまったく関係ない大田区六郷土手にて

同じ物を数作る時に気を付ける事は外径寸法を正確に作る事でそれが狂うと入らないなど作った物が本体に取付が出来なくなる。
溶接の場合は突合せで溶接する事が多いが突き合わせる部分が平らでない場合は隙間を埋める為には強度が要らなければアンコを詰めるか強度が要る場合は部材のどちらかを削り溶接する。 溶接面間に隙間を作る事は最悪の溶接になる。特に局面がある場合は突合せ部分を最初から削る事を想定して最初から厚みを持たせる事はよくあった。

局面がありながら削る事が出来ない一番の理由は材料費をケチったか軽量化をする場合
馬力÷重量=速度 で重量が増えると速度は落ちる。
最初に速度ありきで重量を落とすのは強度が不足する それを補うのは職人技になってゆくが
現場を知らない設計者が出来ない図面を引く事があるのではないのか
現場は全体原価など そんな事はあまり頓着が無く 自分の作った物の心配の種を減らす為にどちらかと言うと過剰強度になってゆく
昭和の頃は現場の職人は旋盤工や製缶工からして気難しく乱暴者が多く 出来ない物を遣らせられるとそれならテメーがやって見れと遮光面も皮脚絆も設計者や図面屋にブ投げる者が多かった。
そこには設計者と現場の距離の近さがあった。

当り面を削らなければ溶接出来ないとなると手間と強度不足の心配が起きるので当然に現場から声が上がってる。
その声は設計者まで届いたのか 設計者は現場を見る事はなかったのか 
速度÷馬力=重量ではなかったのか
さらに発注側≧下請けではなかったのか
TIGを一度も握った事が無い 見た事も無い者がその組織の頭に居るのではないのか

8ミリを半分弱も削る事が本当に現場の裁量だけだったのか 
それなら削った分は外径寸法は変ったはずで 分業制のボルトなど取り付くはずは無い
設計図は誰が引いたのか不思議で仕方ないのだ。

どこかに現場より設計者が上と言う意識があるのではないのかクソの役にもたたんプライドなど捨てて現場を見ろ

見ようとする者に見え聞こうとする者に聞こえる。

現場は自分の今やってる仕事が終わりもせんうちにたった数秒で自分のまったく知らない処で自分の仕事の評価を株価と言う形で評価され稼ぎを横取りされる。
自分の手を油で汚さん者が現場をネタに数百倍数千倍と言う金を手にする現在バカらしくて
なんの根拠があって物作り日本 日本品質 出来るちゅうならテメ~がやって見せろアホ 
誰が一体設計したのか JR≧川重≧現場 かな

生涯現場に居た本田宗一郎は退陣する時に全従業員の手を握りたいと新幹線と飛行機を使い
全従業員と握手をした。
地方工場の一人が油で汚れた手を洗いに走った時にその手がいいのだと言い手を握った。

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