摘果メロン

多分先祖はカザフスタンかどこか北方の遊牧民だと思うのだがなにせ土着落ち着きというものが全くなく毎日が生活に追われ何かとせわしない 
でも土日は必ずここに居て気ままにしてる。
限られた人しか来ない田舎の店は外観に金を掛けるなら中の商品と時間に資金を投資すべきと思っているしそれが地域の為にもなってゆく

数年前に4~5歳だった子がまたカニ釣りをやりに来て
小さな3センチ程度のカニを沢山釣って見せてくれる。
日の出から夜遅くまで働く農家の時給は多分200~300円程度と思われる、そんな中で暇を見つけてわざわざここまでやってくる。
堤防にあがり遥か先のユーラシア大陸に向かい食うスイカにオニギリは格別の味がし誰かと一緒に来た記憶に残る。

何の為に商売をやるのかは人様々だと思うのだが 
食っていけるうちは商売を替えるなと大恩人の森本正義さんに教わった。
商売人は贅沢を慎み辛抱して必要とされ来る人がいる間はその場所で待ち続ける事が大事と言う事なのだと再認識する事が多くなったが修理屋と言う仕事の性格上 
物忘れをする時は修理をやってはいけないリタイヤをすべき時間が来た事を告げている。
これからの時間は今まで世話になった人達や少し休んでみたいと思う人を待ち続ける事なのだ。
行動範囲も小さくはなったがそんな中でも新しい発見や面白いと思う事は尽きない
どっちが凄いのかはわからんが土曜日は道内では珍しいファントムに乗り数億という金を扱う人と12歳の農村の子が同じ感覚と言う事に驚いた。
人ってほんと面白い
ここに来て一日中海でも見てのんびりしたいと言う人と雑談をするのが楽しいのだ。


画像は本日の頂きもので一個のメロンを作る為に事前に摘まれてしまうメロンをわざわざ子供達が勿体ないと持って来てくれた摘果メロン。
NAKAさんに頂いた日本酒 付合いは永いと勝手に思ってるが実際に逢うのはこれで3回目で最初は一本の電話で確かレジャー商品は手にするまでの時間も楽しみだと言うような事を言ったと思うのだが
カタログまで有料のセコイ時代に誰が買うのかもわからん貧乏村に空から電化製品のビラに夢を撒いた時代を頂いたお酒を呑んで懐かしく思い出す事にします。
みんなありがとう~

One thought on “摘果メロン

  1. りょうさんおはようございます。昨日は突然お邪魔してすみませんでした。そうでしたか、そういういきさつがあって、あの富良野のお客様が。少しは会話をすれば良かったと後悔。りょうさんの記事を拝読して、そうかぁまだ3度目かぁと思い出しました。買うまでが楽しみ・・・お言葉よく覚えています。そして、「ボート遊びにもっとも重要なのは友達です」という深い言葉も。必ずまた会いに来ます! こんどは少しは時間をとって、海を見ながらお話を・・・。お元気でご活躍下さい。達布、結局行きませんでした。(恥)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA