北28条で講習会

金曜日は札幌で以前から頼んでいたスズキのDF140のエンジンオーバーホール講習 翌日はラーメン屋が開店なので日帰りで戻る事に
若い人達に混ざって実技講習を受けるがどう見ても俺は遥かに最年長 目が悪くなったと言っても角膜の問題なので朝は普通に見える。
相手から見える俺は体温が自動調整できなくなって暑いだの寒いだの言ってガッチリ着込んだ初老の男がクッソ使いづらい他人の短いTレンチを使って、
う~う~呻りながら使ってるように見えるのだろうとフッと思ってしまった。
さらにデジタルトルクレンチなど初めて見るが若い人達はツラこいて使いこなしてる。
油で汚い上にやっと見えるようなデジタル数字を見て考えてると若い人が横からすかさず説明してくれる。
今やろうと思ったべ~ 五月蠅せ~やとレンチで頭をパ~コンと叩いてやるかと思ったが思い止まった。 
この目で見ようとするものは何も変わらないのに時代は確実に変化している。
だいたいがこの業界ではかなり知られた存在だと思ったが 若い人達は誰も俺を知らないしヨイショもして呉れない
なんだろう この寂しはと思いつつ時代は変わった事を思い知る
修理屋の講習会は予習もあるが復習もあると思うので出来る限り出ようと思うのだが~
一度聴いたらもういいと言う人が多いので年寄は出て来ない 歳食ったら余計に再確認をするのが修理工だと思うのだが
参加者に聞くと下から見えないオイルキャップ経験は結構あるとの事だった。

たんにメーカーの物を確実に直す事ともあるがメーカーにとっては地域に良い物と思う地域密着型の弱小小売店は中まで知らない物や納得しないものはどうしても食わず嫌いになってしまい販売しない傾向が出来るので、
技術講習会それを防ぐ意味合いもある。
うんだらな~縦型エンジンはレースに使うエンジンに近い構造をしてるが
若い連中より汗かいてやってる年寄の修理工の為にレースクイーンのネエチャンでも呼んで団扇で扇がせろ~
などと思いながら講習が終了 
来月は同じDF140エンジンオーバーホールを一人でしなければならない


屯田
 


帰りはカーラジオが壊れてるので石狩まで行って越波の為に増毛に帰る国道閉鎖を知る。
当別まで戻って275線を帰るが3時間も掛かってしまった。
天候よりもなぜか虚しさがなんども横切る
三日も黙って留守にすると怒られる田舎に住んだらもう都会では暮らせないし暮らし方を忘れた。
浦臼の焼き鳥屋台で一本90円の焼き鳥買って帰ろうっと! 
美味いんだこれが

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