ヤドカリ駆逐小作戦

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最近セコイ悩みでリング状態に陥ってるのだが。
そんな中で船の写真を撮ろうとこの画像の後に船に上がりブルーシートをおりゃ~と除けると中から蜂の大群が飛び出し泡くって逃げるが目の下をブスと刺されてしまった。
それでも次から次と襲って来るので船から飛び降り下に隠れるが上を旋回してる これはまずいぞと隣の船の下に隠れて身を屈めて逃げる。ガキの頃ミツバチの巣箱から蜜をカッパラおうとして思い切り刺された経験から蜂には身を低くして逃げるのが一番と身を持って知っていたのだ。
蜂が集団でボートに巣を作るのは今に始まった事ではなく時たまある事で前回も暑寒沢に鹿児島知覧から来た松山ハチ蜜屋さんに駆除を頼んだが、
ハチ蜜屋さんいわくにハグレ女王蜂がボートの隙間の気に入った所に泊まると お連れさんが上げ膳据え膳でせっせと餌を運んでアッと言う間に巣が大きくなるそうだ。
夏になるとボートの上で寝てるのはハイレグのオネエチャン
蜂はネエチャンと違い近寄ると威嚇してくるのだが今回は全く気付かなかった。
我々の年代は蜂の一刺しで国をも揺るがした 綺麗なお姉さんが居たほどで蜂の一刺しは恐いのは先刻承知なので船に戻って 相手の特定に掛からなければならない
そんな時に手にした強力武器は生ぬるい殺虫剤ではなく
環境に優しいと大見出しで書いてあるパーツクリーナーである。ここはスズメバチが異常に多く辺りの人は殆どは一度は刺されているが。御蔭さんで俺は一度も無いがある日スズメバチが飛んで来たので手に持っていた
『環境に優しいパーツクリーナー』をとっさに吹き掛けたらスズメバチがポットと落ちた。
どこが環境に優しいのかしらんが殺虫剤より強力でスズメ蜂など一発コロリなのである。
考えるとこんな物を毎度使いパーツ洗浄をしてるのだから身体に良い訳が無い
武器を手にボートにとって返し飛んでくる蜂にスプレーを掛けて一匹を捕獲するが なんかわからん黄色のスズメバチによく似ていたが違う種類の小さな蜂だったのでひとまず安心したが 心臓はバクバクするし顔は痛いはで元レンジャー自衛官の宮崎焼き鳥の『とり丸 』さんに行き氷を貰い顔を冷やし小一時間床に伏せったらクタバリもせんで良くなったバンザイで本当にありがたい事にその後もあちこちから氷がきたのである。

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本日の本題はこれ
ここの海の状況がなぜか変わりツブ籠漁が出来なくなって他に漁があり食い扶持がある人は撤退したそうだ。
たった一軒残った高齢の漁師のオヤジがなんぼ餌を変えても色々やってもこのヤドカリが入ってしまい中のツブを食ってしまうらしい
ヤドカリが数日に一回の漁で獲れる量は一斗缶に三杯も獲れ青ツブはわずか一缶しか獲れなく
駆除の為に陸に持って来て捨てるのが良いのだろうが喫水30センチもない小さな船なので波がある日は持って来る事も出来なく、さらに海に直接面した古茶内浜の急な斜面の為に年寄の漁師夫婦では銭にならない重いヤドカリの荷卸しもままならない
その為に海に戻して来るのだが それが更なる悪循環を与えているのだ。
たった一軒残った高齢のツブ籠漁師のオヤジからこのヤドカリを
チマチマとでなく金の続く限り全量買う事にしたのだ。金の続く限りは少しオーバーだが!
今まで捨てていた厄介者が青ツブと同じ銭になり漁師夫婦の何かになれば そんないい事はない
かくして根魚釣りには最高 人間が食っても美味い花咲カニやタラバの親戚のヤドカリをこのバケツ一杯3キロ千円で売る事にした。
浜の口上はこうだパッキパッキと
『ガヤにソイに根魚釣りには活ヤドカリ持ってケ』
『売って嬉しい買ってオヤジの役に立つヤドカリだ~さ~いらしゃい~いらしゃい 』

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