北に~北に~ 追想する

修理業の辛い処はいつ壊れると決まっていない為に予定が立たない

朝に海の上で突然ハンチングが起きたと電話が来て北上する事に
頭の中は配線図からセンサー解除方法 ピストンの状態までとフル回転状態になったが携帯電話でセンサー解除成功し無事帰港したので暗くなる前に着けばいいべや~とゆっくり北上する。


歌越 カーブを超えると突然見える利尻島を見る232ではここから見る利尻島が一番好き
同じ場所だが南から見るのと北から見るのは全然違う。

歌越は以前は旅籠も呉服店もあった言う集落だったが今は数軒の家があるだけ
この232路線を走るとS,Tさんの事を思い出す、俺にはないその立ち姿や所作に本当に教えられた。
現在も元気バリバリでこの路線を走っている。
雄鶴のオヤジが言うには商売の醍醐味は人に出逢う事だと言う。


崖下村から100キロ北の道の駅 黄昏た日本海側の基幹産業の一つのホタテ稚貝出し運搬トレーラー 十数台凪待ち、
日本海側が凪ても受け入れ側の相手先オホーツク海側が凪にならないと運ぶ事が出来ない 西と東が揃うのは中々ないその為に何日も狭いトラックの中で暮らす待機が続く ヘッドが無く箱だけが置いてあるのはヘッドで食料調達や風呂に入りにいっている。
大型の場合は全長16メーターは普通で 25メーターなどもあるが連結してコンビニや風呂に来られても困るのだ。
トイレや水がある道の駅にはそんな役割がある。
一時期道の駅の車中泊禁止や車中メシ禁止が話題なったがそれは一面しか見ていない


オトンルイから利尻島を見る ここでの冬作業を懐かしく思いだす代人のOさんに逢いたい。
ここまで来たら崖下村に帰るよりロシアサハリンが近い

ロシアと言えば天明2年 伊勢の国奄芸郡白子で生を受けた大黒屋光太夫と言う凄い漢が居た。
その気力、指導力はどこから来たのか立位置がその人を作るのか
18日に10万が口座入金になると役場から通知が来た。
悲しみも苦労も確かにあるが困難に立ち向かう人はその人を厚くする。

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