釧路厚岸

俺は修理工でもあるが 
その時その時の大メーカーによって商売を叩き込まれた商売人でもある。
そこで感じた事は中小企業と大企業とは理念も方法も全く違うと言う事だった。
極貧も経験し人の何倍も人様に世話になった奴でもある。
その狭間で都合の良いようにアッチ転びコッチ転びと今日まで12回住民票を変えて来た。
もし極貧時代が内地時代が無かったなら もっと嫌な奴になっていただろう。
ツラもある日 富良野で呑んで居たら「 お客さん富良野の人でないしょ 」と言われるほどで 
それほどノンビリしたツラでもない


釧路港 イワシ旋網漁船団 でかいおよそ300~500トンはありそう こんな船があちこちに数十隻碇泊してる。


網を操作する為に小さな船を3隻づつ積んでいる この船は小さいがその場旋回など小回りが出来るように二軸になっている。


 北茨城 大津港 神栖 大洗 八戸など内地の港から来てもうすぐ帰るらしい


オシャレな漁船きっと船頭が若いのだろう
びっくりしたのはどの船も乗組員が若い事 20代後半から30代前半が多かった。


俺は人様を好きだの嫌いだのとあまり言えんが これは大嫌いな奴 なんで銅像になるか理解出来ない
仕事はぱっとせん女は泣かせるわ ろくた食わせもせんで女にたかる最低な奴 石川啄木
そう言えば昨年 函館の回転寿司屋の横にも居た。 
芸術か文学かわからんが理解をしようとも思わん
蹴りを入れてやりたいが相手は石なので痛そうでやめた。


サンマ棒受け漁船 早朝ここを散策していたら ショウゾウさん~ ショウゾウさん~と漁船員と思われるオヤジが声を掛けて来た。
日焼けした顔にサンダルにジャージでサンマ棒受漁かイカ漁の漁船員を絵に描いたようなオヤジだった。
俺はいつもの雪駄に革ジャンで近くに寄って違う事に気付いたのかアッと言うが
折角なので立ち話をした。
いまはサンマ漁船に乗っている事や先立たれた嫁さんに苦労掛けた事や沢山聞いた。
切ったらチ~が出るような無垢材のような化粧合板にはない日常にこそ芸術も文学もあるのではないのかと思うのだが

勝手に思うには悪い事する奴はどこかしら思慮や根性が足りないのではないのかと思うのだが
心入れ替えると決心したなら今そこにある山を越える根性と超えれないと思った時に他の方法を探す思慮深さが必要だと思う。
それには字を読む書く以前の教育が必要でその為の出資は必要なのだ。
出来のいい奴は他って置いてもなんとかするが皆が皆そうではない 
やはり水もやり肥料もやり育てる事が必要になってゆく
人生をやり直すにはラーメン屋は最適な商売と思うが 根性があったらこのイワシ船団もいいかもと思った。

甲板で獲れたてイワシを焼いて朝飯食ってる茶髪やピアスのアニ~達に
「 毎日イワシかい 」と声を掛けるとこれしかないと言う。

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