言いたい放題 滋賀県 完

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訂正 なんか路銀の計算が合わないと思ったら帰りのフェリー代をカードで払っていた。
全部で6万5千円ほど使っています。

舞鶴から小樽に行く「 あかしあ 」の船尾船内 大荒れで誰もいない
船酔いする俺は酔い止めを二錠も飲んでムッタシきて寝てばかりいたが目を閉じると余計だめで何もかも敏感になってしまう。
エンジンの振動は「あかしあ」の方が少なく感じたがシケで僅かなブローチングも身体で感じる。
16000トンもある船がブローチングを僅かでも感じるのはフェリーだからなのか当て舵のせいか
いちいちこれから揺れると船内放送する細やかな気遣いと言うか 注射しますよとわざわざ目の前で空気を抜くシーンが思い出す。
船内は真っ直ぐ立って歩く事も出来ない状態だった。

そうそうフェリーには乗らないが臆病な俺は乗船時には脱出経路は必ず確認する万が一あった場合はトラックの乗船口から水が入った場合はエァーポケットとバルクヘッドが少ないフェリーはひとたまりも無い事は容易に想像出来る。
が今まで乗ったフェリーは乗客は自分の部屋の通路に出ると、どんな形で沈んでも、たとえ船首が先に沈んでも出れる。
船首が先に沈む事は船の場合はあまり無いし仕事柄今までの何度か見た沈没でも見た事が無い
豪華客船は知らないがフェリーは沈んでも通路に出れば そのまま直進か一回だけ曲がれば必ず外に出れるような構造になってる。
ただし救命胴衣を着けてる事と出口ハッチを誰かが中か外から開ける事が必要 

どんな船でも推進力を失った船は流木以下になるので
機関場の人間は逃げる事は無いはずで一番下にある機関場の修理や維持スタッフは最初にアウトになる。
それが修理屋の醍醐味でもある

エンジンが止まったら小さな船なら何かをロープに繋いで流すと良い 船尾から流すか船首から流すかはその時の状況による。
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やっとこさ小樽に着く

旅の途中でとうとう前期高齢者になってシマッタ。
今回使った路銀は銀208匁 
フェリー代 増税前15、800円 増税後16、260円 コンビニや宿泊費などレシートがあるものは20、712円 他にレシートが無い物はせいぜい5000円程度 合計57、772円ほど
6万を持って行ったが途中で根性無くして フナ寿司も食わず 
タカノハ貝拾いもせづに切り上げたので路銀が残ってしまった。

若者よ悩んだら旅にでょ 
その時々の雨にあたり風に吹かれ情けを受けて強くなるのだ。
角を曲がったらそこから旅と言ったのは泳六輔 
ルイス、フロイスが信じる所の西洋の神は己が乗り越えられる苦労しか与えられないらしいぞ!

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