31日旭川で初対面の人と少々大きな引渡しが完了し帰りは留萌回りで柳谷釣り具屋さんと東雲町で除雪機を回収し頼まれてる仕事が完了
即刻キャンプ用品や着替えなど荷物をまとめてバイクを車に積んで一路小樽に出発
今回は色々な意味で一つの区切りを付ける旅になる。
一人暮らしを初めて20年が過ぎ約束の年月日に残り30カ月を切った事 自分で決めた何度目かの定年と
体力的にも気持ち的にも長期のキャンプは出来ないだろうと思う事と
滋賀近江の出のパン屋スカンピンを見て40数年前を思い出し湖西に置き去りにされた事とその後の行動の記憶がハッキリしない
置き去りされるまでの経過や真実は興味はないが、その後の自分の行動をハッキリとしたいと思った事。
行先は地理的に敦賀に行きたかったが小樽から敦賀は便が無く舞鶴に行く事に決定し初めて舞鶴行に乗る、
23時30分出航
はまなす、一番安い部屋は消費税で後数十分まで原付バイクと人で15800円 部屋は9人ほどのベット部屋でツーリストA-16下段の入り口のすぐ脇の指定されたベットに荷物を置く
ここが大間違いの元
部屋は男女別でA-16の同宿はレオナルド、デカ風の茶髪の男に引率された組や他の組など
下は3歳位からの男の子3人ほど 一番上はなぜか元気な女の子
ベットに荷物を置き酔い止めを飲むが 奥のベット群が何を言ってるのか全然わからないが何やら騒がしい
やがて別の部屋にいたらしいマーマーと呼ばれる黒髪をフランス女風の茶色にした若い女が顔をだして来た。
フランス女風マーマーから軍資金をせしめたガキ一団は自動販売機とゲームの部屋を襲撃に行ったらしい。
部屋の扉はナンチャラ組事務所の扉風に22口径くらいには耐えらそうな頑丈な鉄の扉である。
そこにガキ軍団が指を挟まないか ひやひやしながら見ていたが締める時の音が凄い それがガッチャ~ンと一行程に何度も続くのと危ないのでドアを開けたままに固定し寝ようとするが
本日の走行距離は350キロを超えているが、とてもではないが寝れる状況ではない
ガキ一個班隊達にとっても楽しい旅に違いはないしガキは騒ぐものと覚悟を決める。
がなぜか戦線は拡大し人数も増えてる気がする。
行動に一定のパターンがありどうも下の子達は上官と思われる一番上の子とマーマーと呼ばれる女との使いぱしりにされてるように感じた。
やがて恐ろしい事に船全体がガキ達の春休み行楽船になっている事に気付くのだ
開け放したドアの外をあっちでギヤ~こっちでギャ~と大騒ぎで右に左にと走り回るガキ一個班隊が集まり
船全体で野戦中隊と化し
南北戦争かはたまた百姓一揆かと思うくらいの騒がしさ
寝る事は諦め本を読む事に
旅には持って行く本には気を付けないといかん暗い本は却下しなければドップリハマり暗い海になる羽目にならないようにと積読から選んだ本は
増毛すずらん通りの本屋富士屋さんお勧めの東野圭吾「祈りの幕が下りる時」