現在においてこの4枚ペラを釣りを目的としたボートに使用するメリットは無い
普通に使うにはメリットは無い事を一枚10万以上するステンレスの4枚ペラも5枚ペラも45ノットを超えるこの船で試している。
結果は4枚ペラや5枚ペラの使用条件にあう航行をする事は波の日もあり朝から晩までスピードを出しっぱなしで走る事も普通の海では難しい
ヤマハはこの木製プロペラを作ったのが最初で戦後この木工技術を生かしてピアノを作り始める。
一本通しの木から作るので2枚ペラを作る方が強度的に良く木製ペラは2枚ペラが主流になる。
プロペラは羽根の枚数が少なければ少ない方が良く
それは最初の1番羽根が搔き乱した後を次の羽根が通るからで
1枚ペラも実在するがバランスを取る為に反対側にウエイトを付けた重量物を回す為にそれもメリットは無い
飛行機は自動車と違い見た目より常に効率を重視する
プロペラは長い方が効率は良いが長いと地面にぶつかる為に枚数を増やす
その中でも殆どが3枚ペラで
少ない風でも動かす風力発電も3枚ペラになり長い
ではなぜにこの船には4枚ペラが付いてるのか
扇風機に5枚ペラなどがあるのは
お肌に優しい~爽やかな~風が~で用途が全く違う。
何の根拠もない新しい物好きの誰かさんの勧めで船主が取り付けたが
一応プロが言う事を聞いて呉れない人は他の人の話も聞かない
そうなると自分の我を通す事が多くなり回りの人は何も言わなくなる。
それは人生の見えない処で多大な損や間違えをしてゆく事になっていく
今時のエンジンはコンピューターで管理されていて運行記録が残っているので
ある程度の原因は掴めるのだ。
結果はたった数年で間接原因も含めて百数十万がパ~になった。
思い込みや我を通す事で失敗こいても銭で済む場合は銭で解決一件落着になるが
これが震災時に流言飛語やデマだったら
結果は自分だけでは済まない果ては回りの人の命まで掛かる事になってゆく
そうならない為には自分の眼で確認する事と平時から人の話を聞く耳を持ち平衡感覚を鍛える。
修理工は故障原因を思案する時は右と左と極端な原因の仮説を立てて
右と左を消去方式で消してゆき故障原因の中心を探り当てる。