修理工の日常は問題に気付く事、現象を鵜呑みにしないで検証し原因を探し対策を立てる。
自分の感覚と知識と設備で完結させる事が出来るか費用対効果はどうなのかを見極める。
これがほぼ毎日続く 言ってみれば毎日がゲームをやっている様なものなのだが
深みにハマり終わって見ると時間と費用ばかり掛かり直さん方がよかったと言う場合もある。
普段からどんな事でも裏を取る検証をしようとしド壺にハマる場合がありそんな時は一旦現場から離れる事も必要になっていく
ここに行って来た。
俺は俳優や芸能人はすべてが演技に見えてまったく興味がないがただ一人だけ逢ってみたかった人がいる。
コロナでなければお客さんでごった返してるであろうが
お客さんは少なく見るだけであまり買う人はいない別棟の物売り場で毛糸の帽子を買った。
価格は2200円何処でも売っていそうなので
ネエチャンに此処で買ったから価値があるべやと言い
さらに「 ネエチャンから買ったら3倍の価値があるべや~ 」
と言い持たせて記念写真
さ~何処かで車中泊して帰るかと思ったら
食料を入れる冷凍冷蔵庫が冷えない これが無ければ広い北海道では少々困る。
思い当たるのは6月21日に山奥の鉱山に行った時に車が思いっ切りジャンプして車の中の物がひっくり返った時にこの4万もした冷蔵庫も台から落ちたのだ。
まだ2年も使っていないがガスコンプレッサーを使用してるので自分では直せないし直すコスパは無い
ガックシ諦めて泊まらずに戻る事に
いま時の機械物はキチキチに作ってある為に素人が手を出せる事は少なくなった。
もし直したとするとなんぼ銭が掛かろうが時間が掛かろうが構わんと言うそれは趣味の世界だと思う。
プロの仕事は費用対効果なのだ。
その辺りの中身込みで100円もせんペットボトルでもキャップを締めて水が漏らん物を作る事は凄いことなのだ。
工場入り口から原料を呑み込み製品が工場から出て来るその中で働く人達の少しづつの手作業があって出来てゆく凄いなと思う。
男はつらいよの渥美清は晩年、何処に行ってもフーテンの寅を演じ続ける事は苦しかったと言った。
だがこの人は自分で役を演じてるとは思っていなかったのではないかと思う。
ペットボトルを作っていようが修理をやっていようが土方やっていようが何にでも沿って行きそうなその姿を見る事が出来なくなった。
その人は田中邦衛 帽子は邦さんの帽子とウサギの帽子と二種類ある。