やっちまった。 

修理屋の悲しい処は故障は突然起きるのとさらに定期的な仕事も入るので予定が立たない
先週は船の狭いエンジンルームに逆さ吊り状態で覗き込んで点検中に胸ポケットから電源が入った携帯が落ちてエンジンルームのビルジに落ちてシマッタ
電源が入った状態で回収に手間取ったが
それでも真水なら何とかなるが流石にビルジ水ではアウトに
仕事柄身体が水に浸かる事が多いのでスマホは使えない
身体が濡れてる場合のスマホの危険性はもっと知らせないといけない思うのだが薦めるばかりで危険性は誰も言わない知らせない

データーが消える前に新しい携帯に移行出来て良かったが
どうせなら世界中からイチニノサンで携帯が無くなったらどんなにサッパリする事やら
『1時間待ちましたサチコ 』と書かれた駅の伝言板
そんな女を待たせる様な奴はサッサと別れてしまえと思った名駅裏の伝言板が懐かしい

一部の船関連で最近変わったのは縄梯子を備えれと言う。
これも危険性は言わない!知らない!
「 あの~お言葉ですが縄梯子を素手で昇った事はおありで 」
と言いたい
伊賀上野の出稼ぎ忍者か相当訓練しなければ下をガッチリと固定していない縄梯子を昇る事は中々出来ない
縄梯子は下がる事すら難しい
使い方と危険性までは考慮せん行政の下々平民に上から目線で何か言ってみるべや~と言う
安心安全の為にと検証なしの思い付き程度の物なのだ。
思い付きで始めたオリンピックも大した検証もせんでやるから鼻からゴタゴタ続きで税金が垂れ流された。
その銭があったなら
どうも最近の人間は自分を過信し頭の良さと頭の中で何もかもを乗り切れると思っている節がある。
甘い これからはどんな疫病や災害があるかわからん何もかもが用意され便利に進む都会では生きて来れたかも知れないが
現場に出て身体を張って自分の手を使って初めて知る事は沢山あると思うのだが

One thought on “やっちまった。 

  1. 今では「伝言板」という言葉すら懐かしいですね。伝言板に書かれた文字には書いた人の人生そのものが凝縮されていたように思います。今は携帯電話が普及して情緒が無くなった気がします。メールの文字はあまりにも直截すぎたりして、悪気がないと解っていても受け取る側が傷つくこともあります。文明の利器と思って使っていても思わぬ落とし穴があるような気がします。だけど・・・寂しい夜は誰でもいいから何処からか電話が来ないかしらと思ってしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA