メシの数と恩義

おら~別に国粋主義でも右翼でも左翼でもなんでもないが
国は一次産業で成り立っている。
工業製品もそもそもは一次産業を支える為に作られて来た。


朝3時、目の前の浜ではホタテ稚貝出しが始まった。
ここで生産された3センチ程度のホタテの稚貝をオホーツク海に大型トレーラーで運び再度海にばら蒔き成貝にする。
稚貝は海から上げたら如何に早くここから約200キロあるオホーツクの海に戻すかで生存率が変わってゆきそれは漁業関係者や地域の生活に直結する。
追い越し車線をチンタラ走るな!

ここ数日若い漁師がなんとか漁を再開出来る様にとアチコチの漁師が使える物があったら使えと言う。
持ってきて使えそうな物を仕分けをしている。
同業だから先も見える苦労もわかる、これが一般者と漁業者が同じ場面に遭遇した時の違いなのだ。
見た事もない利害関係者でもない者が相手をSMナンチャラで袋叩きにするのは素人だからこそ
顔が見えないからこその責任を取ろうとしないで思い付きでモノを言う。
修理でも全くの素人が傍で見ていてアッタラコッタラ言う奴がいる。
それだけクッチャべっるならテメ~が手を汚してヤレ~とスパナを投げたくなる。

ネット社会になって誰でも簡単に字面で知った気になり なんでも言える状態になったが
これが個人が自分のバカを世間にさらけ出してるうちはいいが
最近では大組織でもその状態が起きて上司にネットで知った何か目新しい事をクッチャべって見ようとし
大した知見も矜持も持ち合わせていないアホで無責任でバカな上司も社長もそれに乗って行く
それがアホな取り巻きを持った一国のアホな責任者の言動に繋がっていく
それは今や巨大化したメーカーや組織にも及び末端現場は虚しさしか残らん

商人(あきんど)は儲けを第一に考えるがそれは自分を信じる者をいかに沢山持つかに尽きる。信じる者と書いて儲けと言う。
誰のおかげで大きくなったのか
それは地域に暮らす海や農地や工場の末端現場で働く人達なのだ
恩義を忘れずに自分が大きくなったら返してゆく支えてゆく
それを忘れた者には明日はない
スギ薬局しかりSナンチャラメーカーしかりガースーしかりと
今週と来週は頭文字にSが付く奴を見ると回し蹴りをしたくなる。
なにがグローバルナンチャラだ虚しい

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