
シールにも色々ある 左から使い捨て特殊グリスシール、シール付きベアリング、オイルシール、ダストシール
ニュース画像を見て俺が一生掛かっても買えないような車が洪水のなかジャブジャブと走っているが
基本的には車は防水にも防滴にもなっていない
水で言えば防水と漏水があるが外のからの外圧を防ぐより内圧の漏れるに対処するのは
内部圧力を高めシールを面に押し付けるので比較的簡単な構造が多い
車内は完全な防水にすると運転手は窒息するし足回りやエンジンなども防水にはなっていない
油が漏れる事を防ぐ物は様々あるが一般に知られてるのはオイルシールでこれは名前の通りオイルをシールする為の物で
水の侵入を防ぐ物ではない
水の侵入を防ぐにはグランドパッキンやメカニカルシールでなければ水の侵入を防げない
グランドパッキンやメカニカルシールは僅かに水が漏れ事で接触面を摩擦熱から守っているので水が沁みて来るのが正解だが
水をどれほど漏水させるかがメカニックの腕になってゆく
技術屋は第二の目を持つと言われるが、その眼は指先で0.01の段付きなど撫でるとすぐわかる
その手で戦争中の戦闘機のシール作業をし一個づつ摺合せを行ったので優秀な技術者は戦地に行かなくて済んだらしく
その為に摺合せ技術をひとに見られる事を極端に嫌い喧嘩になる事もあった聞いた
「お金は盗まれるが身に着けた技術は盗まれない」と言われ、身に付けた技術が自分の命も守った事になる
残念ながらグランドパッキンやメカニカルシールは水陸両用車以外の車には使われていなく唯一ウオーターポンプにメカニカルシールが使われている
さらにオイルシールは漏れる事を防ぐ為にあり中に侵入を防ぐ構造にはなっていない
漏れると言う事は圧の高い方から圧の低い方に移動する事で逆はない
その為にリップは圧の高い方に向いて作られている
では海中で使う船外機はと言うとシールの組む方向が逆になる
ただこの場合も必ずオイルもしくはグリスが使われている事が条件になり水には潤滑作用はないので対応は出来ない
エンジンやトランスミッションも熱による圧力を逃がす為に必ずブリーザー空気穴が付いてそこから水は侵入するし
侵入した水はゴミや土などが混ざっているので水道水とは違う
以上の事から水陸両用車をお持ちでない方は水の中を走る事はやめた方がいい
一時的に走ったとしてもせいぜい10センチ程度でそれ以上で長い時間走った車をダンマリで地方に持って行き売るのは信義に反する・・・・・
水に浸かった機械は後から問題が起きる事が多いので業者は修理さえ嫌がるのが現状なのだ













