価格考

最近旅の通りがかりの物好きなひとが中に入って来る
このボロボロな店に先週は東京から来た人が口切りに千葉や岡山などから来て
「 よくこのボロボロな店に入って来たね 」と言うと地元のこう言う店を探していたと言う
折角北海道の黄昏た西海岸に来たなら何か美味い物でもごちそうしようと思うが俺はなにせ
てっぼこ、なので何も出来ない
せめて美味いラーメンをと思うのだがこれも毎度思案してばかりで終わりが見えない


木曜日にシイタケと根昆布をステンレスキッチンポットに入れて冷蔵庫に一日置き
金曜日は鶏ガラ豚骨を入れ朝7時に火に掛け軟骨が解けたら出来上がりなのだが
その日によって8時間から10時間となぜか時間が違う
ここが機械と違うところで面白いのだが作った醤油ラーメンは地元のひとは醤油ラーメンで地方の人は殆どがホタテラーメンばかリになる
中も外もたいした変わらない店なので満席になると地元民はスルーして手間暇掛けた醬油ラーメンスープが余ってしまう。
土日しか営業しないので廃棄にするのでそれは価格に影響する
地元民と一見さんとどっちかに偏るのをどうするかが思案中なのだ。

悩んだら旅に出るのが俺 この道がこうなる道道1030号線

 

月曜日から釧路に行こうと思ったが行っても観光客が多いだろうと思いなおし
幾寅から山越えをする事にこの間およそ20キロ誰にも会う事はほぼないので考え事するには丁度いい

全国旅して思うのは北海道は物価が高い、特に飲食店は高い、厳しい冬は売上も極端に落ちるのと暖房費が極端に掛かるからで
半年で一年分を稼ぐ必要があるからなのだがそれを割引いても高い
ラーメンは青森県には180円ラーメンなどもあり東北は総じて価格が安く400円台が多い
青森で出来る事が食料生産地の北海道で出来ないのはちょっと考えてしまうのだ
観光客用の価格などは自分の首を〆る事になる事は眼に見えてると思うのだが
海や山や川などそこでもともと長い年月で育ったものを力で変える事はやがて衰退する事を証明してる観光地は沢山ある
幾寅から道道1030号線の出た処は一世を風靡した関兵トマム

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