早朝の釧路川漁港 毎年秋になるとサンマやイワシ漁に全国から釧路に集結する巻網船団
破れた網を修理してさやめている
若い漁師が多い何気ない一言二言の会話が楽しい
川幅はおよそ200メートルしかない ここを船長70~80メーターある400から500トンほどある船がお互いに動きながら行会いをする
青い船は取り舵の左転舵の最中でその鼻先をかすめて緑の船が進む
船にブレーキは付いていない その船が相手船も動いてるのにこの狭い川幅でお互いの動きが阿吽の呼吸でわかるのがなんぼスラスターが付いてるとは言え凄い
海や広い現場では声が届かない相手が何をしようとしてるのか
どうして欲しいのか何をしたいのかを察する
「 兄弟皆まで言うな、言わせるな、俺の目を見れ 」が基本
足元にある暴れロープ一本で簡単に命が掛る現場を生きる若い漢達
海の傍で生きてると地上のぬるい仕草が気になってしまうのだ
車のウインカーなんの為にあるかと言うと相手に曲る事を伝える為にあり
自分の為にあるのではない
その為に早めに点灯させるのがいいので曲がる寸前に出したり
トンネルでライトを付けるのも相手に自分の位置を知らせる意味もあり出口に近づいた時点で消灯するなど法度なのだ
屈斜路湖は諦めたが気が済んだ戻ろう
ここは釧路河畔駐車場から右岸を歩いて数分下った道立釧路芸術館のすぐ傍にある。