
今回は小樽出港フェリーが満車で乗船出来ず
苫小牧から19時出航なのでゆっくり支笏湖経由で向かう
北海道の道は車も少なくカーラジオも聞かないので考え事をしながら走るのは丁度いい
この広さに日本の4パーセントの人しか住んでいないで2時間も走れば都会に行く事が出来る
高い山々には遅くまで雪が残る為に本州と違い水不足が起きない
何処に行っても水と土があるとても恵まれた大地で
このまま行くと米は北海道が多く作る事になるだろうと思う

物流苫小牧港 北海道では一番大きい港でRORO船やコンテナ船が何隻も泊っている
ここに来る度に思うのはこれだけの荷物が道民500万人の生活の為だけに有るとはとても思えない
世界中から物が来て世界中に物を出してるから荷物があふれてるので
世界の中の一員の北海道なので自国第一主義や排外主義など偏狭な考え方なのだ。
時間もあったので苫小牧はホッキ貝が産地で漢字では北寄貝と書き
時化の時は浜に寄り拾う事が出来る場所に行ってみる
殻は沢山あったが時化でないので身は入っていなかった
ホッキを無性に食いたくなり港の食堂に行ってホッキカレーを食った
1600円は観光客価格と思うが美味かった
この観光客価格に頼る事は早晩自分の首を〆るだろうと思うのだが
理由はいくつかあるし現実にそうなってるだろうと思う場所もある
ラーメン屋で春になったらメニューにホタテカレーを作るかなと思ってシマッタ
なんでもやって見たくなるのは、ここが俺のダメな処で結局は徒労に終わる事が多く銭も無駄にする
ただやってみて難しいと言う事だけが残るだけなのだが・・・・
ラーメンは屋台でも店がボロでも成り立つがカレーは店構いも味の内の様な気がするので
やっぱり俺の店では無理だと・・・・・
それでも自分用に戻ったら作ってみようと思う 出がけに作った塩トンコツラーメンも美味かったのでまた作ろうと材料は買ってある。

夕方7時 津軽海峡を通り秋田新潟に向かって出航
誰だったか津軽海峡を場面にした小説があったが題名も忘れた
が乗客を観察して勝手に推理するのは船旅の面白さでもある。





