毎日が日曜日になったら 何をするにも自分で決めなくてはならない
右にゆくも左にゆくも自分次第
もう比べるものは何も必要ない その為にご法度を自分で決めないといけない
願うのは第一当事者にだけはならないように気を付ける事だが 小さなバイクの場合は確率は格段に少ない
原付バイクで一日に1000円の燃料を焚く事はかなり難しいし もしそんな事をしたら旅に出た意味すら無くなってしまうだろう。
メシ代は一日1000円あれば充分で出発の朝にポケットに8000円を入れて
後はどこにでもある郵貯に入れてゆく
8000円あればもし疲れて宿に泊まっても充分だが 安いバイクは広い北海道のどこで壊れるか分からん、その為にテントは必需品なのだ。
段階世代ならテントに泊まればアッと言う間に50年の歳月を戻る事が出来る。
壊れてしまってどうにもならん場合はナンバーだけ外し車体は近所の人に貰って貰うか
後で回収すればいいのだ。
歩き旅はもっとも贅沢な旅で どの道いつまで帰らなければならないと言う事もない時間は沢山ある。
裸になって歩く、その時間が長い事働いた自分に対するご褒美なのだ。
壊れて日帰りになった場合は必ず暗くなってから家に戻る。
家に灯りが付いてる、その有難さと何のために稼ぎ続けたかが分かるかも知れない
仁宇布駅亭跡 ここまで線路を敷き枝幸に繋ぐ予定がここで中止になった。
時代の流れと言えばそれまでだが移り変わりのスピードが早い
残った線路を利用してトロッコ列車の駅
9時から営業で俺も含めて7人 一人で乗る場合は1800円 二人乗車から1500円
相当に悔いが残ってるらしい
エンジンと車輪を別にすれば一台5万もあれば出来そう エンジンはホンダのGX160 6馬力程度かな
エンジン価格はせいぜい5万から6万程度と思うがクラッチが高そう。
自転車のハンドルは付いていても操作は出来ないのが感覚的に怖い いっそ手すりの方が
クルミの木や柳の木が多くクルミの実やヤナギタケキノコが成っていた。
大き目のリスが数匹いた。あと線路と言えば青大将だが見る事は無かった。
往復10キロ 所要時間約40分以上 実際に乗ってみると増毛線はトロッコ列車は運行出来ない事がわかる。
後に京都から来たスキンヘッドの列車強盗団風の家族連れが来てるが
毎年来てポイントが溜まってるとの事だった。
「 列車強盗団に襲われるかと思った 」と言ったら
「 俺の事かい そっちも似たようなもんだ 」と返された。
別れ際に手を振りわずかな言葉に来て良かったと