毎日30度近い温度と船の上での作業で意識が朦朧としてる。
長年の習性でなんぼ熱くともツナギを着ないと作業をする気になれないので
ツナギを着るのだが熱いとにかく熱い 滅多に汗を掻かないのに汗が大量に出る。
いまは小学生のように一時間働いたら10分の休憩するようにしてるのだが、
チョット一服などとタバコを吸う事が全く無いので手ぶらで何もしないで居るとサボってるように見えて割を食ってしまう。
その習慣か一人でいても休憩という事も中々しない
そのうちにエンジンで言えば吹け上がらない状態になり
病院に行く羽目になってしまった。
先生はチ~を抜かせろと言うが不幸に不幸を重ねるようで却下して帰ってきた。
本当に苦しくなったらチ~でも魂でも何でも自分から抜いてくれと言うだろうからマダマダなのである。
が熱いクソ熱い
増毛駅を始発駅と見るか終着駅と見るかはその人によって違うと思うが
終列車を乗った人には気付いたと思うが 増毛駅のプラットホーム端からサウスの方向を見ると漆黒の海をゆく者に安心と勇気を与える灯台のオルタネートの灯が見える。
一方ノーノーウエスの方向には一軒だけ終日カーテンを閉める事のない家が見える。
奴がどんな思いで、
この増毛の地に居を構えてからカーテンを閉める事を止めたのかはしらん
増毛とはそんな奴らがいる町なのである。