以前に桁網船に乗りながら浅海漁師で一本立ちするからと若い衆が来た。
獲ったら食わせてくれと言った事をすっかり忘れていた。
その若い衆が型のいいカニを食ってくれ、とどっさり持って来た。
口数の少ない彼の顔はどうだ、これが俺の仕事だとまんまと書いてあった。
その顔を見てこれから長い時間を掛けて真冬の厳しい漁に耐えて良い漁師になって行くのだろうと感じた。
無愛想で口数も少ないがどこかしらいい所や好きな所を見つけて好きになって、やらないと育つ者も育たんとカニ食いながら思った。

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海の仕事に関わって船から船に飛び移る事数十回
そこで身に染みたのは普段やたら威勢のいい奴は頼りにならず危ないと言う事だった。
人間は魚ではない水の中では息は出来ないという事も身に染みて恐ろしさ苦しさも経験したので
毎日流されるニュースは他人事ではない
だがこのニュースを韓国と言う事で見てはいけないと思うのだが
どこにでもある船の事故で国の問題ではない当然日本でも起こりうる。
以前にもイタリア客船オタンコナスだったかなんだったか船長が先に逃げた事故もあった。
座礁でなく完枕ならばあの程度の犠牲では済まなかったはずで根本は人そのもので配置や人選の問題ではないかと思うのだが
儒教色が色濃く残る韓国で救助サイドもまさか内と外からの連携で救助をしなければない事故でまさか船長が先に逃げるなど想像もしていなかったのではないか
俺がもしあの立場にあったら逃げないと言う事は断言できないので船長はやらない
もっとも完沈し着底したFRPボートを見た事はない

思い起こせば東京の駅で助けに入って自らクタバッテしまった若い韓国人とカメラマンがいた。
どこでも起こる船の事故を韓国と言う事で特別視する事は危険と思うのだが

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