天領の里

もう見たい処は見たし新潟まで海沿いを戻るだけなのだが
新潟小樽航路はドライバー2000円、車22800円で24800円だが月曜日は休みで臨時運休も多いので注意が必要
小松市にはちょっとしたやんちゃな知人が居るが気を遣わせるので後で通った事を知らせる事にして通過
金沢で外まで並んでいる店で昼ラーメン食ったが何処かで食べた感じだがいまだに思い出せない


8号線を北上する何度か通ってる道だが
来る時はあの山の向こうを通って来て そこに人が住んでいるのだと思ったら壁の様に切り立つ北アルプスの山々は凄いなと思った。
この山脈を超えるには糸魚川から姫川を遡上するか上越から妙高を通るかしないと長野には行けない
この山々の何処かに日本版アイスマンはきっといるだろうと思う
この山脈を超える事が出来る様になったのは近代に入ってからで同じ日本でも文化や空気感が違うのは当たりまえなのだ。

地図を見ると糸魚川から148号線は一度も通った事がない何か面白そうだと思ったが断念して今夜の車中泊場所を探して走り上越で夕飯にきときと回転寿司を食った
こっちに来て飲食店や店に入ると北海道とは違うと思う事が多く
はっきり言えば北海道の商いはやはり歴史が浅く粗削りな感じがあり
食うには困らない食料自給率200%でそれだけ恵まれているせいなのか
上越を超えた駐車帯で一泊して翌朝新潟に向けて走る

 

 
北國街道出雲崎 元和二年に幕府直轄領になりそれ以降尼瀬獄門所で数千人が獄門にあったとある
無念仏と思われる小さな石が以前来た時より少ない感じがしたので以前の画像を見るとやはり少なくなっている。
管理をしてる人達の高齢化と勝手に思うのだが
小さな石でも無数にあったと言う事は血縁でないとしても何かしらの縁があったと言う事で
滅多やたらに数千人も獄門にした山々の遥か向こうの幕府はけっこう恨みを買っていたと思うのだが

越後の諸藩は幕末には新政府軍と戦っているので庶民と支配階級は違っていたのだろうと思う
越後諸藩が奥羽越列藩同盟を断っていなければ現代もまた違った展開があったのかも知れないが
それはそれで怖いが悠久の歴史時空をたどると夜空の星を見るような面白さがある

 
出雲崎 妻入り家屋 ここはなんども通っている
旅の一番の贅沢は歩く事で次が二輪車で次が公共交通機関で
車は見過ごすものが多い
若い時は稼がないといけないので時間がない 時間が出来ると足腰が痛い
なんてこった。

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