言の葉

ここは1次産業の町で天候で動く為に10日から9連休と世間では言ってるのが頭に入いってなかったった
盆休みだったのだ ぼ~っと考えて土日ラーメンの仕込みが普段通りで10日土曜日に食材があらかた無くなり補給も出来ない状態になって盆休み営業が17日18日のみになってしまった。
それも今まで経験した事のない数のお客さんでコタコタに疲れてしまった
もっとゆっくりひとりひとりの言の葉に向き合う店をしてみたいと言う思いとはずれていっている
ラーメンが美味かったと言う人にはもっと美味いラーメンをと何処の誰かいつ来るかわからんがその人の為に色々思案し前進しようと思うが
不味いと言う人にはクッソ~と一念発起して見返す努力をする人もいるだろうが
俺はそれほど出来た奴ではなく
ま~不味いなら二度と来る事もないだろうし消えてくれと思うのでこちらも記憶から消す努力をする遭いたいとも思わない
一念発起タイプか褒められて伸びるタイプかどちらのタイプが多いか知らんが
ネガティブな言葉を発する人のわざわざその言葉を聞きたがる人は少ないだろうと想像出来る
それは自分のそばに指標となるべき人が少なくなる事を意味し自分の先や立ち位置を見失いかねない事を意味する


冬に湯の沢から山を見る

数十年、冬山で仕事をして来たが運搬作業中にホワイトアウトになり進むべき位置が分からなくり
下がってるのか登っているのかわからなくなる事はよくある事で高速で移動するスノーモービルでは命取りになる事になる
その時には自分の周りに同走してる人がいるか木々が立っているかで自分の居場所を瞬時に確認する
細い木しか生えていない所はその木しか生えない育たない事を意味する
生木だろうが枯れ木だろうが傍にあるだけで枯れ木も野の賑わいなのだ
人間は1人では生きてはいけないその為には回りに生かされる生かす言の葉をと
そんな事をラーメンを作りながら思った。

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