素人にはどうもわからん事が多い「 一番 」と言う事を止めるらしいが
何に対して一番だったのか
17時でC滑走路を使うその日一番の離陸だったのだろうか
それとも複数の離陸機が待っていて一番に一歩出ると言う事だったのか
英語で「 NO1 」はどんな意味で誰にたいしてだったのか
管制官は民間機も海保機も同じ管制官だったのだろうか
同じ管制官だったら民間機にはどこで「 こんばんは 」と言ったのだろう。
なぜ管制官は海保機に「 こんばんは 」と言ったのだろう。
なぜ「 NO1ありがとう 」と言ったのか
修理工を職人と言う人がたまにいるが
職人とは同じ手を持っていても常人では出来ない事をする人達を職人と言うので
人の作った物を分解して組立てる修理工は職人とは言わない
修理の基本は下調べにあって一つの物を様々な方向から見てマニュアルや諸元表を見て分解し組むので時間さえ掛ければ三つの子でも出来ると言われるのが修理工なのだ。
職人はそこにいくと出来そうで出来ない事をやるのが職人でそこら中にいる。
部屋の板を隙間なく張る事だって素人には出来ないケガキすら出来ないのだ
ケガキ線の中心を切るのか右に残して切るのか左に残すのか手は振れずに最後まで真っすぐ進める事は出来るのか
15日は歯の点検に行くがチ~ンチ~ンと高速で削るのだがまさしく職人技なのだ
ただいいと思うのは作業中は相手が何も口出しできない状態において作業出来るのはいいと思う。
管制官も機長も花形職業らしいが秒単位で3次元を飛んで来る飛行機をさばくすべての裏方も職人と言っていい
職人は常にいま以上を極めようとする為に寡黙に無駄口を叩く事を1秒足りともゆるされないと言う雰囲気が多いが
極め天端が見え始めた職人は修行時代の苦労の堰を切ったように結構面白くもないギャグをカマしたり
真っ当に段取り八分などと言ってくれる職人もいる。
オリンピックがあった頃に世話になったおばちゃんは多少グレていた俺に
「 物は盗まれるが手に付けた技術は盗まれないから手に職を付けなさい 」と言い続け
自分では木で作った台にパロマのガスホースを差込む口金に棒を差込みクルクルと回して
毎日毎日気の遠くなる様な数の口金を
職人技で染料が垂れない様に、均一の太さの紅葉色の線を引いていた。
物を作る人もこの世を生き切る人も殆どすべての人は職人と言っていい