オフセット

どうしょうか悩んだが批判覚悟で書いて置く事にした。

北海道の道路はその恵まれた事情から全国でもトレーラー需要が最も多く様々な事情でトレーラーは規制緩和が進んでいる。
がインチベアリングやインチシールを手入れる事が難しかった時代やホーシングがアメリカ仕様になる前はタイヤが脱落する事はよくあった事なのだ。
ボートトレーラーは海水などに沈めてボートを下ろす為にベアリングはよく駄目になる。

アメリカとイギリスは現在もISO規格は使わずに頑なにインチ規格を使っているが
一方アメリカの使用方法はベリングなどは使い捨てにすると言う考え方をしている。
その為に一度外したベリングは点検もクソも無い外したら捨て新しい物に替えていく
その為に日本では考えられないがベアリングのアウターレースとインナーレースは別々に売っている場合もありさらにスピンドルの修正カラーまである。
予備を常に持って走り少しでもおかしいと言うと路上でジャッキアップしてアウターベアリングをすぐ入れ替えたりするらしい
これをする事で少なくともタイヤハブの脱落を少しでも防ぐ事が出来る。
日本の場合は左側通行なので左ホイルが駄目になる事が多い様な気がするこれは右側には排水溝のグレーチングなどがあり衝撃を受ける事と右と左では左側が走行距離が多いからだと思われる。
各種騒音の中でも異音異常を探す時はトンネルや擁壁がある場所を走行する時には左右の窓ガラスを別々に下げて左右の反響音が同じく聞こえるかどうかを確認する癖を付ける事も大事な事になっていく

ボートトレーラーだけが許されるフェンダーの出っ張りはその為に積載物がボートと固定されている。
ボートトレーラーは載せているボートの側壁がサイドバンバーの役割をすると言う事で近年車検が通る事になったが
つい最近まで検査官によってはダメと言う人も居たほどなのだ。
俺はダメと言う検査官の方が好きだが

オフセット無視は型ばかりのオーバーフェンダーを付ける付けないと言う事よりフロントバンパーよりタイヤがはみ出す事に問題があるのだ。
法的にはフェンダーはタイヤの全周3分の1が隠れないといけないと言われた記憶がある。
現在では一部例外を認められる場合もあるが
フェンダーは泥除けと小さい子供の巻込み防止カバーなのだ。

車ごとにタイヤホイルオフセットが決まっているがタイヤの横幅トレッドの中心がインナーベリングとアウターベリングの中心に来る様に設定がされている
その位置が狂うとテコの作用で過大な力が掛かってしまい脱落の原因となってしまうがトレーラーはオフセット0のホイルが多いが現在でも手に入り難く他のホイルを付けた車両を見る事がままある。
フェンダー内に収まるから車検が通るからいいと言う事なく必ず車両毎に指定されたオフセットは気を付ける必要があるのだ。

現在はベリングやシールなどに関してはインチサイズは簡単に手に入れる事は出来るので消耗品として車検毎に替える事がいいと思う。
車輪回りの簡単に出来る点検方法
1 常に左右の音の違いに気を付ける事
2 点検は手をタイヤに当てて車体を軽くゆするこれは素人でもボルトの緩みかベアリングかなどかなりの確立で当たる。

やるべき事
1 水に漬ける場合は走行して温度が上がった状態では爆縮を防ぐ為にすぐ水には漬けない
2 グリスアップは走行後水に漬ける前にする、グリスのひとつの役目は水などが入る隙間を作らない事もある。

タイヤホイルのオフセットを無視する事は可愛い改造のレベルではなく
見た目重視のハッタリ以外では何もいい事は無い
いまさらだが異常を感じた時にタイヤに手を当て車体をゆすっていたらと思うと辛い

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