「一人口は食えぬが二人口は食える」

普段から車など数分に一台程度しか通らん道で人などは一日に数人しか通らん
半分は出稼ぎに来ているベトナム人でそれも若い
それでもラーメン屋ならここで土日だけの営業が出来る。


土日に数年振りで再開されるエビ地酒祭りでここは通行止めになるので嫌味たらしくノボリを立ててみたが
今年からここに住んで車を持ってる住民4人には通行許可書が発行されフロントガラスに張付けてると通行出来ると言われたが
ま~いいやと今日は数年振りで逢う子達や家族達も来て貸切り状態になるのだ
酒でもかっくらってと思っていたが
ナンノコッチャ通行止め時間になってもドンドン車が来る。
いったいどうなてるのかと思ったら今年から一方通行になってるらしい


一方通行はこの先のどん詰まりを解消し流すのは大変な苦労があると思うので役場の努力にご苦労様と言うしかない
そんなんで皆で食おうと思った大量のカキとホタテを急遽 ホタテラーメンに使ってがっぽり稼いでシマッタ
日曜日は早くに食材を売り切ってしまいあとは居合わせた人達と楽しく宴会をする事にして
ワイワイと騒いでしまった。


その辺で拾った材料で作ったラーメン屋の宴会場

何本も貰った酒をかっくらって宴会をしたが皆地方から来てるので雨が降って来て早々に帰ってしまった。
ケッエ雨で溶ける訳でもないのに皆一斉に帰りやがってと思ったが
それでも初めて逢った子供やすっかり大人になった子供も居て楽しく過ごせた俺は幸せな方だとは思う事にしてる。
半世紀前にこの道を進むと決心したのだが俺には家がない
家とは雨漏りがしようが隙間風が入ろうが家族の住む家が最高の家だと歳のせいかつくづくそう思うのだ

「一人口は食えぬが二人口は食える」
実際家賃も光熱費も一人も二人も大した変わらんのだと
いちど掴んだ手は離したらいかんと去っていく若い子達に見えなくなるまで手を振った。

2 thoughts on “「一人口は食えぬが二人口は食える」

  1. ご無沙汰しています!エビ祭り、押しかけようと密かに計画していたのですが…。
    長崎に住む長女から「アメリカ人の彼氏が来年の夏で仕事を辞めて国に帰るというので、自分もついていこうと思う」という連絡があり、ぶったまげて会いに行ってきました。初めて会った彼氏くんはなかなかにいいヤツでした。何より、無職になる彼氏について海外で生きる決意をした娘に驚いています。
    「そういえば私自身結婚した時、夫はまだ学生だったなあ」と、感慨に浸りやたらと涙もろくなっている今日この頃です。

  2. こんばんは今初めてこの投稿に気付きました。すみません
    出島から海を越えてハリスさんの異国に 
    う~ん親子でございますね~凄いですね。

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