人を遠隔操作して動く様を喜ぶ愉快犯の犯罪だと思ったが
親も家族もいる人間がなぜにカメラを見てはっきり顔を出したのか気になって仕方なかったが
自分は捕まりました家族も自分もこれで解放してくれと言う意思表示だったのかも知れない
東名高速が作られ始めた頃 東名高速につなぐ道路が伸びると同時に生コンプラントも飯場も重機もメカニックも道路と共に移動していったが
名神高速は市街地を通ったが東名高速は今は開けているが当時は山奥が多く
切通しやトンネルなどの現場に夜具と工具を持って三カ月を目途に整備会社から派遣されていった。
工事現場にはまだ組夫と言う請負制度があって そこそこに荒い人達が多くメカニックは三カ月が忍耐の限度だったが
名神との接続現場の飯場になぜか1年も留め置かれた事もあった。
飯場には様々な人がいたが
借金や何かに追い込まれた場合は悪事だけは止めた方がいい
そもそも借金や何かに失敗するのは自分にその能力が欠けていたのだ。
その欠けた能力で世間を敵に回し、夜陰に乗じ、限られた短時間に、
裏を搔き、そつなく素早く、賢く、やり届けなければならない悪事
平時の生活に失敗する人間が悪事に乗っかり成功するとはとても思えないのである。
悪事を働く前は世間の多くは自分にとっては味方とまでは行かなくても無害、無関心の人達だったのが
悪事をするとほぼ120パーセントで敵対をしてくる。
なぜに120パーセントかと言うと自分にまったく関心は無い相手でも見られてるとか目をそらされたとか
自分を追い込む事が起きて仮想敵を自分の中に作ってしまうのだ。
それに慣れてしまい戻る事が出来なくなる前に
対策は自分に決め事を作る事と今の生活レベルを思いっ切り下げる事に尽きる様な気がするのだが
普通車に乗っていたら軽に,軽に乗っていたら自転車にと 靴を履いていたら雪駄にとレベルを下げ気持ちも下げていく
争い事や競争は相手も必死でほんの僅かの差でも勝つ事が出来ない
先端に行けば行くほど10秒は簡単にクリア出来ても0.1秒を短縮する為に途方もない努力と銭がいる
それを一旦離れレベルを下げる事によって生まれる余裕が自分自身を取り戻す事が出来て笑える余裕が出来る気がするのだが
窃盗は初犯なら執行猶予もあるが強盗はそく実刑 強盗殺人は無期もしくは死刑なのだ、
そこまで育てて呉れた親や世間に申し訳ないと思うのだ。
俺の決め事は
自分より弱い奴には手を出すな、強い奴とは喧嘩するな、