日本品質?何こいたもんだ、
たった半世紀ほど前には消耗品のコンタックットブレーカーを替える為にエンジンをそっくり降ろさんならん軽自動車があったし ラジェーターホースを交換するのにラジェーター本体を外さんならん車もあった。
鍋田干拓で日本車など遥か彼方に置き去りされたのもチョット前の話
それが改良され現在まで来るまでどれほど物心ともに下請けも販売店も修理屋も泣かせたかわからない
大企業の連中は今では忘れ去ったのか忘れた振りしてるのか
東名高速が開通した頃に訳あって数物屋で一年半働いた。
某メーカーの1000ccセダンのステアリングギヤボックスをフレームに取付ける為に3本のボルトで取付けるのだがプレス屋から来た大きさ15センチの鉄板を溶接で二枚合わせる、手間賃は確か一個10円くらいだった気がする。
夜も昼も無い言われた数を納期まで何がなんでも納めなくてはならなかった。
親方は製品を一立方(いちりゅうべ)ほどあるパレットに入れ、そこのメーカーの工場にトラックに積んで行くのだがパレットの一個を抜き取り検査をして不合格になると全量戻って来るのだった。
これはイジメではないかと思う事も沢山あった。
2トントラックはいすゞが一番丈夫で誰もが使っていたが他のメーカーの車で工場に入る事は許されなかったので相手先メーカーのトラックをどこから借りて来なければなかったのだ。
工場抜き打ち検査などは工場をチョロッと見て後は近くの喫茶店に連れて行き親方が油で汚れた手でテーブルの下から封筒を渡す。
そんな時代がちょっと前まであったのだ。
六郷土手にて本文とは何も何も関係ありません
心のどこかに国鉄も大企業なども信じたらイカンと思う気持ちがある。
それでも性格が弱いので間合いが取れないのだ。
思いっ切り走るからぶつかった時の衝撃も大きいのだ、適当にチンタラ走ってればいいのだが逢った事もないご先祖様から受け継いだ性格はどうしようもない
力には金の力と腕力とがあると思うが金が掛かった時は貧乏人でさらに田舎の会社はなすすべが無い
機械物を売ってると製品を売らせて貰えいない事より一旦売ってシマッタ製品の部品供給を止められるのが一番怖い
それを承知と言うか武器に大企業は自分達だけで決めた方針を迫って来る
目の前のお客さんからは直せと迫らるが部品が有るのに買えない直せない
俺なんかはもう黄昏て覚悟決めた奴なので怖くもなんともないが
そんな自分を信じて買ってくれたお客さんを見捨てる恐ろしい事が実際に今でもあるしチラ付かせる。
散々苦労を掛けたはずの零細企業を見限って海外に工場を作り、
作った製品は日本市場などたったの数パーセントしかないと日本の弱小販売店や顧客など眼中にない大企業
政治だけではなく政治と結託した大企業とガッチリと組み込まれた日本で若い者や田舎が育つはずなど無いのだよ。
杭打ち作業の時だけ大企業の社員だったらしい作業員
作業員が~作業員が~えっホントかょ