修理三原則

修理工の丁稚に入った時にガソリンエンジンの基本は
いい火花、いい圧縮、いい混合比、と教えられ次は
気付く事、対処する事、原因を取除く事 と教えられる
昭和時代はバイクメーカーは国内に200社もあったと言われ遅くまでは笠寺にホダカ穂高工業所などが残っていた。
修理の面白さはこの原因追及にありどうしても直らない時は左右両極端な意見を出して中心を攻めていく
気付く事、対処する事、原因を取除く事それを半世紀以上やって来て身に沁みついてしまってる。

重大事件が起きた時に弁護士の役目は極端な意見を出してその原因になったものを世間に公表する役目も持っている。
その為に極刑になっても控訴するのは二度と同じ事が起きないように被告人の権利以前に心情や経過を出し尽くす事が必要になっていくし事件を忘れない様にもする。

そこから普通の人達の日々の暮らしの中で何か出来る事はないのか何をすべきかを探る事も出来る
それが犠牲になった人達を無駄死にさせない事にも繋がっていく
被告人のその生い立ちは何世代前にまで遡る事も必要になって行くだろう
ひとつの事象には300の予兆があると言われている
さらに300の一つ一つにも300の予兆や事象がある。
いま日常の日々の目の前にある事は将来を暗示してる
そう思う時に凶悪犯と言われる者にもこの世に生を授かってからどこかに接点やターニングポイントが無かったのか
その接点やターニングポイントは幼い早ければ早いほどよく
その為に何が出来るかは出来る者だけが自分の持っている器量や職業を生かして
声を掛ける事が必要だと思う
知る限りでは自転車屋などは小さい子も大人もいくし時間の掛かる修理の間は声を掛ける事も会話も成り立つ
自転車はホームセンターが手を出してはいけない領域なのかもしれなく
街中の小商いが果たす役割は大きく
街の中に将来の為にも安全の為にも大手が手を出さずに残しておかなければならない職業や店や領域は沢山あるのだろうと思う。
苦しむのは何かある度に犠牲者だけでなく将来の為に商売人も我慢辛抱があってもいいのではないかと

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