多和平展望台から根室半島方面を見る。
この何もぱっとした設備の無い360度が見える展望台もいい
木がちょろっとあるだけで森がまったくないここの冬はどんなのかと思うと恐い
猛吹雪でも森の中に入ると木々がざわめくだけで中は静かで逃げ込むにはいい場所になり
雪原で猛吹雪に巻き込まれたら天候が回復するまで動かないのが一番
その為には車だったら必ず毛布を積んで置くことが必要で防寒保温シートと言う物もあるが
防寒保温シートはピンからキリで買ったら必ず試してみる事が必要
粗悪品はタダのビニールにアルミ塗装もあり命に係わる。
ここから弟子屈まで25キロ 標茶まで20キロ
だたぴろい放牧地に家がポツリポツリと見える 人が暮らして居るのだろうと思うが
冬なら雪に閉ざされて町に行く事も難しい中で家族が一番の楽しみなのだと思うが
どうやって暮らしてるのか同じ北海道の西海岸の少し辺鄙な処にひとり住んでいる俺には想像が出来ない
自業自得 覆水盆に返らず
さらに降りる
道道から急な坂を1キロほど降りて着いた先が日本でも有数の地滑り地区
砂礫と石の断層が海岸隆起で崖となっている
老者舞漁港(おしゃまっぷ)ざっと見た感じでは100人ほどが暮らしていそうだが
この辺鄙な漁港は一軒づつがかなり裕福そうな建物で同じ海岸淵でも北海道西海岸側とは全然違う
こうして同じ北海道でも地政学的にも同じ経済になる事は無いので自分の住んでる場所にあった出来る事をやっていく事が大事かなと最近つくづく思う。
もっと早くに気付いていたならと思うが生きてるだけでもま~いっかと思う。
この後釧路で用事を済ませ戻ってする事があるので一泊二日の急ぎ旅終了。
大好物の花咲カニは一番美味いと思ってるがロシアからの輸入が減ったのか一匹3000円もした、
普段なら数百円なのにとクッソ~戦争早く止めれと未練タラタラに横眼で見ながら花咲カニは諦めて釧之助でメシ食って霧で見えなかった美幌峠を再度見る為に北見回りで戻る
俺の住処 北海道大字道西小字西海岸字崖下村と俺が勝手に呼んでいる
ほとんどが朽ち果てた空き家で崖下村の住人は10人だけ
ここに来てから数十年になるがいつの間にか住所地名が番号だけになった処も多い
誰が音頭を取って地名変更をしたか知らんがそこで暮らした人達の歴史もヘッタクリもない地名変更はその根拠はなんだったのか頭のいい奴のやる事はわからん