羅針盤


115馬力のロアーケース破損 ちなみに右に見えるボンベはエアータンクとして使っているあしからず。

ここはバブル期には敷地1200坪あってそこにトレーラーで移動出来る船などが総数100から110隻ほど置いてあった。
トレーラーボートは地面から船べりまで高さが1.5~2メートルほどあり船に乗り込む時は
歳食った船主はそのまま地べたに落ちるので脚立を使うが
元気がいい船主は足を掛けてヨッコらしょと乗り込む人が多く
その時にズボンのケツに入れてる長財布を落とす人が数いた中には持主がわからん財布もあり
それは交番に届ける事になるが手続きが面倒で最後には
交番のドアをそっと開けてそこから机に投げて来る事をやったがカメラがあるのか
その後にミニパトが来てきちんと届けてくれないと困るんだよね~と言われた。

事情があり預かっていた若い子は盗んだ物はいいが拾った物は必ず届けると言った子がいた。
その子の論理は拾った物は貧乏人か金持ちが落としたか分からないから届るが
盗られるのは盗られる方にも問題があり貧乏人からは盗らないと言った。
盗人にも三分の理である。
訳があって数人の子を預かって来たが
自分はこんなに苦労をしてるのに金持ちはボートに乗って毎週遊んでると思ってる子もいてそれからは部屋住の子は預かるのを止めた。

漁船以外のボートの船主にかなりの人数逢って来たが
銭持ちになるには成るなりの理由があるのだ
銭を残しボートなど買う人は殆どと言っていいほど几帳面で片付けが出来ない人はいない
片付けが出来ない船主は俺以外はたった一人しか知らない
俺自身も一時は重箱の隅をつつく様に躾けられた時期があったのだが持って生まれた性格か兄弟は皆片付けが出来るが俺はズボラで整理整頓がある時を境にまったく出来なくなってシマッタ
世の中のほぼすべての金持ちは努力の結果金持ちになったのだ。
それを70も90にもなって強盗に遭って言い訳はないのだ。
犯罪にも種類があり戻る事の出来ない どんな事をしても償う事が出来ない犯罪もある事を知るべきで教える事も必要なのだ。

いま銭が足らないメシが食えない その境遇はそれは自分自身の問題で
そこを乗り越える事が他の人には無い自分自身の器を大きくしていく事になってゆくのだ。
世の中銭で解決出来ない事は沢山あるのだが
今日食うメシが無い銭が無いバカ野郎に絡まれるなどどうにもならん時は笑って誤魔化すのが一番なのだ。


宗谷利尻

なんの目印もない海に出る時は目的地までの距離も大事だがもっと大事なのは目指す方位角がもっとも大事でこれは物標の無い冬山や草原も同じなのだ。

宗谷丘陵

常に自分自身を点検し,生き方はこれでいいのかと方位角は合ってるかと見つめる事が大事なのだ。
世界三大発明のひとつは羅針盤なのだ 戻れる生き方のうちに絶えず方角や方針を修正して行く
人と人のハザマに生きる人間が方位や方角を知る羅針盤は,物標は,
それは人しかいないのだ我々爺がその物標に道しるべになる生き方を
二十歳やそこらで人生を詰んでしまう様な生き方をしなくても道は沢山あった事を
銭金でないちんまり生きる事も大事と最後のあがきに見せる事だと思う。

盗んだ物はそっと元の位置に戻す事も出来るが強盗傷害は戻る事は出来ないぞ

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