超最低バカ野郎のたわごと

駐屯地正門から直線距離にして500メートルもない場所でやや25年商売をやっていた時は商売柄、
数人の新兵を外からもたまには駐屯地の中からも見て来た。
国を守ると言う意思は国民を守る事になるのだが世間もよくわからんうちに超特殊な階級や規則の世界に飛び込んで24時間徹底的に管理され雨降ったから雪が降ったから予定変更など絶対にない
たとえ岩に乗り上げようが上官が行けと言ったら行くのが自衛隊員
自衛官も数いればたまには変わった奴もいるが御法度を自分に厳しく定めている職業なのだ。
付いて行けない者は除隊しても現場で自分で判断をする一般社会に馴染むまで大変な苦労をする事になる。
自衛官は早死にする職業ワースト8に入るくらい過酷な職業で
逆には政治家は長生き!ベスト3位に入る。
ついでにどうでもいいが自営業などは回りを見ても長生きの業種に入ると思う。
言ってみれば人の人生を左右させて自分らの安全を保障させている事になる。

母親は俺を早くに手放す時に色々言ってくれたが
「男に好かれる男になりなさい」と俺に言った。
ひとつ解釈を間違えると全然違う道に入ってるかも知れん危険な言葉だったが
それは男はこうでなければならないと呪文の様に頭に残り
右か左かと何か決める時はその言葉が男として正しいのかと頭をよぎるのだ。
俺は修行僧でもなければ高潔な心の持主でもないので自分への御法度はだいたいこれ位なら守れるだろうと
思う位置から3段ほど下がった処に自分への決め事を御法度をいくつか決めているのだが
そこそこに長い人生でそれすら破る事は何度もあった。


一昨年行った熊野古道 俺は修験者じゃないので数メーター行ってバック

ひとつには酒を断つと決めて7年ほど止めていた時があるが ここで解禁しようと呑み始めた日の事は今でも鮮明に覚えている。
相手の立場になる布施の心を持つ事も男として大切な事のひとつだと教えられてきた。
今になって思えば親不孝はしたが偉大なる母親だった。

その母親に尽くして良くしてくれたのが買ったばかりのレビンに乗って、そのまま戻らん逃げられた嫁さんで
何処にいるか口座番号しか知らんが本当にただただ幸せな人生を送って欲しいと思って幸せを見届けるまで俺は先には再婚はしないと決めている。
だいたいが別れた嫁さんが再婚もせん子供抱えて苦労してるのに野郎が先に再婚してしまい養育費も払わんなど男のする事ではない
慰謝料や養育費など銭は暈だかではなく千円でもきちっと決まった日に送る事自体に意味があり、それは見守っている事を意味し
それが超最低バカ野郎でも男の務めなのだ。

波トタン屋根は一期目は完了 この時期は落下しても下には船もあるし雪もあるのでオッチヌとこまでは行かない
後は雪が溶けたら周辺の物を片付けて次回の冬に再開までしばしばの休憩
忙しかったのが極端に一段落したら気落ちしたのか、何もする気が起きないが
つらつら考えるにはバラックに住む者にとっては亜鉛引き波トタンは素晴らしい発明で貧乏人の味方だと思う。

波トタンと自衛隊と言えば七年前に七飯町で行方不明になった子が七日後に波トタンで出来た自衛隊の既設倉庫で発見されたが
ラッキースリーセブンの幸運の子と凄い根性だと思う将来は・・・かな

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