雑草

昨日午後から波が堤防を越えて来て窓ガラスに当たっている。
ここの窓ガラスは6尺×6尺の複層ガラスだがいつか割れるのではないかと思うので冬はガラスの前に雪を積んでいるが

夏は水槽浄化の為に水に強い草を植えてるがドンドン大きくなって大きな窓に日景を作ってくれる。

町に新しい駐在さんが赴任して来ると何かしらの怪しい草を栽培してるのではないかと中に入って来る。
特に若い駐在さんは全然関係ないワイファイがドッタラコッタラなどと世間話をしようとする。
俺は親切心から若い駐在さんの捜査能力を鍛えてあげようと
如何にも怪しい奴の様に出来る限り眼を合わせない様に反らす様にクビを90度横に向けて話をする。
サッサとこの雑草はなんでわざわざ植えてるのですかと聞けばいいものを~
ま~花でもない雑草をわざわざ育てるのは確かに怪しい
ウマダシヨウの間にイケない草を植えてるのではないかと横目で水槽の中をチラチラと見るのだ。


雑草は管理が難しい

本当にこいつは悪い奴だと思う奴にあった記憶がないが最近あれこれはチョットおかしいと思う者に立て続けに遭ってる。
明かに年齢は半分以下で規模と言う言い方はおかしいが規模は10分の1以下だろうと思う奴に俺のやり方は無駄が多いとか、ここをこうすると良いとか言われたり、
また他の者には生活態度がドッタラコッタラと言われてしまった。
俺は回りで見てると好き放題で常に一か八かに見えるので説教をしたくなるらしい

どうもスマホとやらになってから何でも知る事は出来る様になったが知ってる事と出来る事は違う様な気がしてならないのだ。
知らない事をスマホなどで字面だけで知るのと人に相対して教えを乞うのでは全然違うのだと思う。
このコロナになってからオンライン授業とやらが流行っているらしいが
教えて呉れる先生の一挙手一投足をしゃぶり尽くす様な教えを受けた者とオンライン授業やグーグル先生やスマホ先生に習った者との差が
逢った事も無い相手を批評したり叩く好戦的な現象に繋がっている様な気がしてならないのだ。
何かを知る事は楽しいが
冬の水の冷たさや焼けた鉄の熱さなどを肌で知ってやっと半回りでないかと思う
いまはチコちゃんに叱られるテレビをまったく見ていないが
もうなんでも知ってる事など大した事ではなくなる。
それよりは身体で実体験をした者が雑草の様に生き残っていくだろうと
自分が生かされる場所は何処なのか、どのレベルなのかと考えてしまい若者の話をうわの空で聞いてしまった。

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