経済が~〇~

浜に春らしい季節がやって来て久しぶりに桁船船団が出漁して戻って来た。

ナメタとソウハチを大量に貰った。
木箱には三寸と三寸五分がありこの辺りは三寸五分が多く
カレイは箱の中に綺麗に納まる為に三寸五分にこれだけあると20キロ以上あり一人では食い切れない
ご近所様に分けるのだが一隻だけが大当たりはあまりなく均等にあがる為にここの町は魚が余り
喜んで貰ってもらうには中々難しい
その為に近隣市町まで配りにいくが結果は秋に野菜だの米だのと大きくなって戻って来る。
お返しに返すものは手に職がある者は手間仕事でとこれが田舎暮らしの面白さでもある。

申告が終わったので五畿七道山越えの旅に出ようと思う。
昨年の売上高は過去最低の散々な結果に終わったが売上嵩(カサ)と利益やキャッシュフローは連動はしていない
その為に忙しかった割に決算は良くないと言う事は往々にしてよくある事なのだ。
世界で何番目と言うほど頭が良ければ別だが自由競争社会で売上を上げる為には利益は下げる必要があり その為に売上と利益は連動はしていない
さらに売上が少ないと小さな店は小さいなりと一時的な資金の逆起現象が起きて来る。
これが実体経済とはまったく違う金融経済の株価上昇を招くが
それは本来の商売のあり方ではなくただの虚業でしかない
国内の企業には460兆円と言う内部留保がありながら
今迄企業を支え育てた従業員が社員であろうが非正規雇用であろうがこれだけ追い込まれても助ける事すら出来ない
それは儲けた金を投資という博打につぎ込んで資産としてはあるが使う事が出来ない紙に替えたからなのだ。
今でこそ株券は電子化されてるがペーパーマネーは本当に困った時には紙は食べる事は出来ない
それは船で漂流した時に精々染み出て来る隙間に詰め込む程度の物なのだ。

漁業であれ農業であれ商業であれ工業であれ業とは生業であり生を保つ為に業があるのだと思う。
売上が落ちた時にこそ次に備え資金を今まで以上に有効利用する事が大事になってゆく
それはシケが続いた漁師の様に
漁船員の生活確保の為に出戻り三分と言って出港出来なくてもディーゼルエンジンを始動させるだけの為に船に集合して給料の基本給を払い生活の保障をする仕組みがあり
ほんとに小さな集合体のド田舎でさえも生き活をする為の仕組みが出来ている。

いまメデアがマスゴミだとかこれ程叩かれるのかと言うと
経済をなんとかせんとイカンと言う顔ばかり画面に出し
センセーショナルばかり狙い実体経済や庶民感覚をまったくわかっていないのだと思うしその責任は大きい
あと数年もすると普通にテレビを見る様にユーチューブ画面を見る時代が来るだろう。
その時に生き残る事が出来るメデアは切ったらチ~が出る様なまた見たいと思う無垢の番組を作った者しか生き残る事は出来ないだろうと思う。
たった今起きてる事もすぐ過去になって今起きてる事を記憶や画像に残し次に繋げてゆく事が出来る業界だけが生き残っていけると思うのだが

経済を回さんとイカン~経済が~
いま都会は経済と田舎は業とまったく違う処を歩んでいる。

今回はあれっと思う運転をする様になったので内地車中泊旅も今回が最後になるだろうと思うので五畿七道は北陸道から南海道を横断してみようと思う。

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