旅に出れ

とうとう秋になってしまった。
4時まで駅前でホタテ焼いてから修理見積もりを作りに沼田に行って来ました。
留萌を回り下を通り峠下を通って沼田に
時間の有る限り下を走るが黄金色の稲穂がなんとも言えない美しさがある。
芸術という物がまったく分からん俺には稲刈りの後に残る稲穂を勿体ないからと拾う姿を書いただけの
ミレーの落穂拾いに何億もの金で売られる事自体がよくわからん
そんな絵に金を出さんでも秋になれば国道から一本裏を通れば
稲穂を切ったら朝は日の出と共に起きて夜は灯りを付けて働く人のチ~が出るような景色が見れる。

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もしかしたら荘園制度や小作制度があった時代に 
この景色を一つの絵として維持しようと考えた領主がいたかもしれない 
来年もまた来年もとこの景色を見たいと考え 元気で笑い顔の領民を来年もと 一服の絵になるようにと考え村全体に大枚を叩いた領主が、もしいたとしたらその領主様は偉大な芸術家と言っていいかもしれない
収穫が始まる前に これからあちこちで始まる村祭りにそっと忍び込んで漁師とは違う
農民の酒でも呑んだらどんな味がするのだろう。
ふとそんな思いがした。

新潟を旅行した時に小さな村に小さな能舞台を見た事があった。
その時に能とは農作業が出来る晴れを願った農天気から来た能天気を願い神に奉納したのが能ではないのかと
本当は農舞台が正しいのではと新説を考えた。

増毛駅前にいれば海外や日本中のそこら中から旅人が来るが
大概の人は学術調査ではないと思うので同じ物を見ても解釈は勝手にしてもいいと思うし
その勝手な解釈をする余裕を残すのも楽しさだと思うし
また同じ所に自分の説を検証に出掛けるのも楽しいかなと思う。

何度も何度もコンビニの子達の動画を見てたら悲しくなった。
バイクに乗ってるらしいが外に出たら足洗いの旅に出れ 北海道の旅に出れ。
俺のとこの甘エビの唐揚げ200円を食いに来い きっちり200円は受け取ってやる。
俺の処の甘エビの唐揚げはチマチマッた煎餅にするような甘エビでないぞ!大きいぞ!

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