自助、共助、公助

昨日南隣の一人暮らしのババァ様が新聞がこんと夕方ここに来た。
俺は新聞を取ってないし新聞屋でないぞ、聞いてもわからんと追い返したが
打たれ強い上に懲りないババァ様は今度は新聞屋の電話番号を教えれと来た。

俺はこの人に新聞配達をして貰った事があった。
現金を得る為の俺の配達区域は千鳥町全域を配ると当時は学校も人家も何もなかった今の留萌中学と現在の緑ヶ丘小学校の山を越えてさらに自衛隊の山を越えると人石(現在の南町)の丘の上に出る。
当時没落した俺の一家が住んで居た原野2線は電気も水道も無かったが
人石は戦争中に石炭から人工的に石油を作る為に国策で出来た町で戦後も裕福な勤め人が住んで居て
山の上から見てもわかるほど煌々と灯りが点いていた。
そこにボロを着た俺が毎日新聞を配達に行き帰りは山道は真っ暗になる。
ある時無性にその灯りが気に障ったのか何か
人石が見える丘の上から新聞をバラ撒いた。
翌日新聞が来ていないと叱られた俺を見て当時新聞配達所の横にサキリで作った一坪ほどの土間でブリキストーブを作っていた写真の人が一緒に丘からバラ撒いた新聞を拾い一軒一軒謝って貰い配って歩いて貰った。

北海道に戻り再会をしたがその後亡くなるまでの数十年の付合いの中で当時の事を一度も聞いた事も責められた事もなかった。
男の中の男だった。
俺も少しでも近づいたのだろうかと思うこの頃なのだ。

俺には女と男は絶対に違うと言う徹底した男女差別があるし変えようとも思わん
原始の時代から男は女や子供を守る為にマンモスと闘い家族の為に獲物を引きずって行くのが野郎の役目なのだ。
それが出来ない者は〇無し野郎と呼ばれる時代を生きて来た。
そんな俺が考える自助、共助、公助とは自分の命も家族の命も自分が守るのは当たり前だと思うし地域の困り事は地域で対処するべきだとも思うが
一国の総理にとって国民は家族ではないのか国民を守ると言って来たのではないのか
その口から自助、共助、公助が出る事自体が思考は分裂し崩壊している。

何処かに行ってしまった〇無し野郎を父親に持った家族はひとつ違いの妹が貧乏で病院にも満足に連れていけずに亡くなり
母親はミカン箱に色紙を貼って作った仏壇に毎日すまない、すまないと手を合わせ続けた。
現代の金があるのに毎日亡くなるそれは手法手段が悪いからなのだ
〇無し野郎ガースー即刻総理を止めなさい
思い付きで喋るのでは部下は仕事の邪魔でしかない

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA