や~や~今年の天気はいったいなんだ 熱いと言えばバカ熱く観測史上初めての熱さだというし
寒いと言えば極端に寒い 通常なら徐々に寒くなって木の葉もポロリ、ポロリと落ちるのが一気に台風並みの風と雪でボートは吹っ飛ばされ まだ3時なのに真っ暗になってそこら中の物が飛んで行って裏の線路工事も折角できたのに路肩がまた崩れてしまった。
しかし毎朝この片側交通規制に旗振りのオヤジは何を着てるのかしらんが
8メーターほど前には大荒れの海があり吹雪で視界も不良
そんな所でろくに体を動かさずに立ってるのは超クソ寒い。
俺はあまり好きではないが高倉健のように寡黙にまるで人間の耐寒訓練のような状態
折角だが隣に高倉健のようなオヤジが住んでいたらかなり嫌だと思う。
何を考えてるのかわからんオヤジが最後に
『我慢に我慢を重ねて~きゃしたが~今回ばかりは容赦勘弁ならね~唐獅子牡丹~』
とかなんとか言いながらいきなり刃物を振り回す。
そんなに我慢する前に言えばいいべや~と言う、イメージが強いので高倉健はお隣さんにはなりたくない三本指にはいる。
我慢し過ぎは体に悪いぞ~工事のオヤジ方は早めの休憩と暖を取ったほうがいいのに可哀想な事に
ここは裏がすぐ崖なので現場休憩所も建てる場所もない
俺はと言えば寒さで脳味噌も固まってるのか弁天町の工場(こうば)に着く頃に忘れ物を思い出すので
また中歌に戻るを繰り返し倉庫と弁天町とを日に何度も往復するが、なんか排気ガスを掛けてるようで申し訳なくなる。
きっと耐えてるのだろうと思い、いつかお礼の一発でも言わんといかん思っていたが
27日の飲み会で車を置いて帰ったので朝に歩いて通ったが
歩いて通る奴は珍しいのか歩道用の柵がないので最初から最後まで現場代人風のオヤジが「すべりますから 」と両側の車を止めて先導してくれた。
「 俺はそんなに年寄でないし心配ない 」と言い
待ってる車に悪いので走ったがマリーナー側は下りで滑ってしまった。
こんな中歌崖下村の小さな工事にまでこの気配り それとも俺が相当の年寄の見えたのか二日酔いで足元が危なかったのか
それにしても、この工事のオヤジ達に代表される、下々の日本人はほんと素晴らしい人種だと痛感したょまったく。