IMGP7456
いまは管理道路でゲートを突破せねばない遥か向こうに林相の違う山が見えるが 
いつかこの山を越えて御料地に抜けてみたいと思って 
あとわずか2キロほどが抜けれないで十年以上にもなる。

13日に山に入った。
天気に恵まれたが気が抜けたのか川に落ちる寸前でモービルは止まったが
引いていたそりに乗せていた機器をひっくり返し数点を破損してしまったのだ。
予備を使い作業が終わり出発地点に戻ると 
このダムの事前調査を一緒にやった10人ほどのグループと再会した。
中には何十年ぶりの人もいて懐かしさで一杯になった。
道を付ける為の事前調査を含めると30年くらい前にもなる。
完成してしまえば用はないが

今は立派な道が出来たがその道を付ける為に事前調査で道も何も無い山を一歩一歩進む測量グループの冬の荷物運びだった。
たった1~2キロ進むのに吹雪に閉じ込められて何時間も掛かったり川に落ちて断念したりととにかく大変だった。
ところがこのグレープはなんと言うのかどんな困難でも笑いながら前進する。
まるで笑い顔が寒さで凍結保存してるようなのだがカシラの人格が素晴らしい事を意味する。
色々なグループや現場作業員を見て来たが  このグループはなんと言うのか仕事に打ち込む姿やトランシットを覗きこむ姿が神々しいのだ。
全員と言葉を交わし近況を言いながら時間が止まった瞬間だった。
目って本当に不思議で30年前の事が皆の笑った顔が30年前と変わらないように見えた。
日本海の四季が見える高台に本社がある このグループと一緒に仕事が出来た事をどこかに刻んで残しておきたいと思うし宝にしている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA