どこを見ても諸元表のようなものは無く生産国も書いていないが中国製であることはロンシンと書いてあるので間違いない
日本製のコピーエンジンは早くから作られいたので何も不思議ではないが
一度どんな物かとバラバラにしてみた。
構造に驚いた何がと言うと構造が簡単で驚いた
機械物は部品点数を少なく構造を簡単に作る事は意外と難しく機能が同じなら部品点数は一点でも少ない方が故障も少ない上にコストも安く出来るのだ。
驚いたのは右や左に方向を返還するクラッチの構造に驚いた日本製の除雪機ではまず使われる事はない遊星歯車を使って方向を変えている。
この遊星歯車を作る事は技術的にも難しくそんじょそこらの町工場では出来ない
それがこんな簡単な除雪機に使用されてる事に驚いた。
さらに走行ベルトはコックベルトが使われているコックベルトはいい事は分かるがプーリが高価でこんなのは初めて目にした。
我々は本当の中国を見てるのか
水牛で畑を起こし刀麺や硯や水晶の篆刻の印鑑ばかり作ってると思っていたのが
密かにこんな画像の物が普通に作られて安価な機械にまで使用されている。
この画像は遊星歯車でこの画像の小さな物の中にスポロケットギヤ3枚以外に中に合計10個ものギヤが組み合わされている。
歯車一個でも作ると言う事はまずマザーマシン工作機械を作る為の工作機械が必要で
その工作機械を作る為に正確な木型を作り正確な鋳型を作りNC旋盤で加工をし工作機械の工作機械が作られて初めて部品が作られかなりな裾野が出来てる事を意味する。
走行クラッチに関しては日本製は複雑で考え方も中国の方が進んでいると思う。
後は強度の問題でそれは近いうちに材質で改善されるだろう。
テレビもメデアも中国の実態を掴んでいなのではないかとこの除雪機を見て痛切に感じた。
もしかしてどこの国でも末端の庶民はかなりの見識も知識も持っているが頭に立つべきお坊ちゃん指導者達に何か問題があるのかもしれない
俺は女からは参政権を取り上げれといつも思っているが隣の韓国を見てさらに強く思うようになった。
隣国が騒げば騒ぐほど我が国の指導者は国防と言い軍拡に向かう口実を作るだけでもしかして
隣国の指導者と我が国の指導者達と軍需産業と三位一体の出来レースを組んでるのではないかとまで思ってしまう。
技術で売り出すしかない資源のない日本はいまそんな事をやってる場合ではない
25年以上前に小関智弘さんの「大森界隈職人往来」の本を片手に六郷から蒲田を通り羽田まで歩いた事があった。
そこで見たものは中国人の旋盤工や工場労働者が路上でお互いに散髪をしてる姿を見た時に現在の中国の姿が予想出来た。
その頃から日本の技術は確実に移転されつつあったのだろう。
そこら中に黄色い除雪機があふれるのは修理屋として何か負けた気がして嫌だし寂しいのである。