ワンタン一丁

IMGP0223
以前から気なっていた中国の除雪機がニーハオと下取りに入ってきた。
元の持ち主はネットで新品を買って一カ月で使うのを諦めた 新品価格は十万ちょっとで安い
ワイヤーなどがまだ雑で冬に使うには耐えられないで故障の元になっているが
色々なところが親切に出来てる日本製には全くないグリップヒーターや簡単に交換できるシャーピンや交換パーツストックの場所など
この除雪機もいまから35年前の日本の除雪機よりは出来がいいと思う。
近いうちに日本製除雪機は追い越されるだろう。
アメリカ人を意識してるだろうと思うハンドルの高さなど
 機械物が北米を相手にする時は日本とは全く違ったコンセプトがあり一番に国土の広さと時間の感覚で故障した時に精度の高い部品調達や専門技能が無くても簡単に直せる事が求められる。
さらに何でも自分で直そうとし故障修理に親子で挑戦し楽しもうとしてるとしか思えない
時間の余裕があると思うのだが その為に日本製のようになんでもかんでも精度良くぎちぎちに作る事がいいとは思われていないような処がある。
その考え方が端的に表れてるのはハーレーであのバイクを実用の足として考えた場合は世界最悪バイクと言っても過言ではない
中国製のアバウトな処は北米などには向いているだろう。
除雪機などの機械の故障修理などは修理に失敗こいたからと言ってたいした大事にはならないので
親子でやるいいゲームにもなるし危機管理の教育にもなると思う。

まったくここ増毛の連中は殆どの除雪機やスノーモービルは自分で直そうとする
時間に余裕があるのか好奇心が旺盛なのか部品だけよこせとか修理の仕方を教えれとか修理屋にとってはあまりいい状況ではないが
米持って聞きに来たり魚やリンゴを持って変わったところでは日本ザリガニやハナカジカなども持って来る。
物を聞いてくると言う事は聞くだけの知識がある事と頭を下げて聞こうとする器量があるし
一番大きいのは修理屋は人に説明する事が出来る事が修理を覚える一番だと思ってるので聞かれた事には最大限答えるようにしてる。
IMGP0232
左のエンジンは8馬力で右はこれから車体に載せる6馬力のエンジン
ここには割と大きな馬力で調子よいエンジンがゴロゴロしてる。
6馬力のエンジンが焼きついたのでオーバーホールしたが
何度も載せ替えて実験済だが同じ車体に大きなエンジンを付けると馬力に負けて車体回りがボロボロになるし大きな馬力に積み替えても雪が遠くに飛ぶとは限らないかえって弊害の方が大きいのだが皆は大きい馬力を買いたがる。
同一車体で大きい馬力は薦める事はしないのだが最近は説明も面倒臭いので好きにせ銭だけよこせと何度も説得はしない
だが力にばかり頼るのは弊害は大きいし小さい馬力の除雪機は遥かに長持ちしてる。

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