3月5日水曜日

翌朝 敦賀フェリー乗り場を出てすぐ正面にある釣り公園 いつもここが定宿だったが
ここを左に曲り突き当たりにも駐車場とトイレがあるのでそちらに移動して車中泊


気になったのは先客の北海道ナンバーのこの車  昨夜から荷物をドッサリ積んで動きが無い
いまは以前と違い何処もフェリー乗り場は時間外は締め出されるのだが周辺には対岸ナンバーの車が長期で止まってる事がよくある。
津軽海峡をショッパイ川と呼ぶ人もいるが
なぜ海でなく川なのか、海は母は成る海と言うくらいで恵みの海でもある実際に一歩海に入れば食糧は沢山あるが
川は中々食糧は確保出来ないし流れがあり渡る事もそう簡単ではない
そう言う意味でショッパイ川と言われたのだと思うが
ここから北海道は1500キロほどあるが34000円あれば一日で着く距離も銭がない為に渡る事が出来ないのか
ショッパイ川は歩いては行く事は出来ないのである
俺はベーシックインカムには反対で欲しい人が貰えばいいと思ってるしタダで貰った銭にまだ魅力は感じない
一応商人(あきんど)の端くれなので銭は自分の手で競争して策を弄して奪い取るのが趣味なのだ。
平和にはなるだろうと思うが
いつか自分が労せずに入って来る銭に慣れて無計画になってしまうのが恐い様な気がする。

家族友人の記憶のある地に戻る計画を立てるその為には戦時中じゃないので入りと出を見ながら辛抱も我慢もせんといかんと思う
それでもどうにもならん時はこの国に生きている者は外国人でも満遍なく消費税を払っているので
この地に生きる者は何国人であろうが 困った時はお上の世話になる事は当然だと思っている
帰りもここから出航したが その時もまだこの車はあった。
大江川沿いを下がって臨港に見える貨物船で密航して留萌港に行きたいと思った事を思い出してしまった。


RORO船着き場の先にある火力発電所ここは何もかもが大きい
海を渡る海を渡ると考えてしまって そうだあそこに初めて行こうと県道141をゆく


なんやら歴史がありそうな 敦賀浜西八幡神社 困った時の神頼みで浜にはやたら神社がある


これもそこら辺にあり赤い字幕が流れていた


ここにもある シーベルト計


原発銀座にある松本零士バス停
いい風に利用されてる自分で始末出来ないモノは作るなとメーテルも泣いてるぜ


狭い海岸を通りの着いた先がなんのコッチャ メシだメシを食いに行こう


なんのコッチャ ここも休み

3月4日出発


出発に際して不安のあるフロントショックを分解して対策をして3月2日出発となったが暴風が続きフェリーが欠航になってしまって
結局は小樽舞鶴間は諦めて3月4日苫小牧東から23時30分発の敦賀行に乗船する事になってしまった。
この予定変更は仕事ではないので全然気にならないし変化を楽しめるが今回は問題が発生したのはガラ携からスマホに変わった事で予約が出来ない!使いこなせないのだ
電話に出る事も掛ける事もまだまだ充分に出来ていない
予約センターの電話は時間外が多すぎて繋がらない もう電話の時代ではないのかも知れんが何か釈然としない
世の中 お客様の便利を考えて紙の請求書もありません集金もありませんとなったが
カーボン紙を挟んで、請求書を書き、切手貼って、ポストに投函して、五、十日(ゴトウビ)には集金に行っていたのが今は一切無いが余ったはずの時間は何処さに消えたのだと?


小樽へ直接電話してやっと予約が出来て苫小牧東に向かい苫小牧で食糧を仕入れて23時まで待機

船内で呑む酒と好物のイカリング揚げとホタルイカ寿司と買ったが
よく考えると何もここ北海道でホタルイカを買う事はないべと思った。
北陸で今が旬のホタルイカを苫小牧まで運んで寿司にして、それを俺が腹に入れてまた北陸に運ぶのだ。
敦賀にいくと毎回アトム回転寿司にいってホタルイカを食うのだがたいして味は変わらん気がするのだ。
今回は食う事と行って見たい処がある それが現地にいって猛烈にショックを受けてしまったが長いので後

欠航した便が苫東に集まり第1甲板にぎゅうぎゅう詰めになって横にしたり縦にしたりと
現場誘導員はいったいどんな頭の構造になってるのか車を見て瞬時に待てとか進めとか横にせとか言っている。
もう職人技と言っていいが毎日夜から働いて他の時間は何してるのか
趣味は囲碁か詰将棋かと思ってしまったが
時間が亥ノ刻からと不規則で大変な仕事だと思うせめて挨拶だけはと


この奥がドライバーズルームなのだが軽や乗用車の何倍も乗船料を払っていっかた乗船してると思うのだが
いったい船室はどんな豪華な構造になってるのか不思議
政治家先生と同じく天井からはミラーボールが下がり酒池肉林の世界がと・・・・・


揺れに揺れて宵五ツ雨の中敦賀に到着
敦賀ラーメン屋台松月で醤油ラーメンを食す美味い
若い店主いわく敦賀はラーメン屋台の発祥の地らしい

食った後はいつものフェリー乗り場の出口にある釣り公園で車中泊なのだが工事中で出来なく
もっと奥の駐車場で寝る事にしたが その光景はフェリー乗り場ではたまに見る光景で
身に詰まされる光景だった。

知足

雪も落ち着いて申告も終わったので何処かに出掛けたい この為にメガネもひと月ほどの間に何度も作って準備した。
今まで旅は気楽にその時その時の流れに任せてアチコチ行ったが
もうそうそう簡単には行けないだろうから計画を立てて行こうと思っている。
北海道ではあまり無いご当地中華そばを食う旅か、博物館を見る旅か、居酒屋巡りか全部混ぜるか
贅沢に悩んでいる
最近は蕎麦も食べるがまだ蕎麦に対しての見識も知見も足りないせいなのか北海道の蕎麦屋と内地の蕎麦屋は何かが違う それがご当地と言う事なのだと思うのでそんな事も探索してみたい


俺のオフィス
ここでの生活は暖房はその辺に沢山あるザッパ木を燃やしているし家は償却資産で銭が掛からないし米も魚も余るほど貰ってしまう。
いまは充分過ぎる生活で水と火と食う物さえあれば他には何か特別欲しい物や不満もない


食糧が余って来たら皆で持ち寄りで宴会をして過ごす。

アフリカなどの映像で外で煮炊きをする場面もあるが綺麗な水とマキがあるなら
それはそれでその土地では充分な生活で外野が自分たちの生活レベルを押し付けるべきではないと思っている。
物が無いから、不便だから不幸せと思うのはそれは驕りと思うのだが
それは先進国の自分達の商品を売る為の戦略なのかも
消費を主体とする文化生活は
過度な消費によって物を買う事は交感神経が刺激されたり依存性が高まったりする。
この文言は薬物中毒の文から拝借したのだが

プーチン、ネタニヤフ、トランプ、習近平などが地球上に同時に現れたのは経済発展第一主義と文化の押付けの産物なのだと思う
自分達の作った余り物を発展途上の国や地方に押し売りする為に言う文化的な生活を押し付けるのはそろそろ止めなくてはいけないと思うのだが
世界平和を望むなら綺麗な水と煮炊きするマキがあって家族友人がいるなら充分な事に早く気付くべきだと思う。
そんな訳でしばらく軽自動車の中で寝起きする不便を楽しみに海を越えて行こうと思う。

源泉かけ流し温泉

お蔭様で大嫌いな申告が終了した。
簿記には大きく分けると経理と財務とあり正しく記録する経理と決まった数字の中で効率よく投資と配分をするのが財務で経営者になるのには財務管理が出来なくてはいけない
トヨタを現在の姿にしたと言われる石田退三は現場末端の勘定帳まで覚えていたと言う。

税務署がなんやら昨年とは雰囲気も場所の配置も全然違い受付でスマホを持ってるかと聞かれた。
未だに電話する事すら難儀してるが持ってると答えるとピンクの紙に番号を書いた入り札らしきも物を渡され別室で待つように指示される。
税務署には何十年と通っているが待ってる間に税務署とのバトルを思い出してしまった。
つい最近まで「 これでよく生活できるな 」などとほざく奴はゴロゴロいた聞いたら待ってましたで
「 おまえ達政府は末端の枝葉の苦労がナンチャラカンチャラで 」と攻めるのが楽しみだった

番号を呼ばれスマホを出せと言うので なんか誰かの面会みたいだなと思いながら
素直にスマホを出した お姉さんがナンチャラコードとやらにかがすと
画面が一気に税務署モードに切替わり持って行った数字をポチポチと入力するのだが片目で細かい数字はいっかた間違えて押してしまうので
このシステムに明かに慣れていないと思うお姉さんに預けて
足したり引いたりとしながら入力をして貰いサクサクと進み事業所得は完了し思った数字になった。
今度は所得に加算する数字と控除する数字を再度足したり引いたりしながらポチポチと入力して貰うと
アレ見た事が無い数字が画面に出て来る何かしら違和感を感じながら横で見ていた。

俺は主に国民年金でそれも生活が困窮した未納期間があるが、それでも国民年金を月に18、000円を政府から頂いている
それに何か分からん銭が振込まれ昨年の年金は合算して237、000円ほどを政府から頂いているが
スマホにはビックリする額が所得と表示された。
まて~まて~おかしいぞと奉行クラウド並みに俺は言った。
慌てふためくスタッフが増えてゲンセンを引いていないなどと言い始めた。
ゲンセンチョウシュウなど初めて聞いたがゲンセンチョウシュウ通知を出せと言う
見た事がないと言うが必ずあるハズで一旦帰って持って来いと言う、
この吹雪に戻りたくないしいったい何処からその他の所得が出て来たのか尋ね
何がどうなってるのか再度見直す事にしたが
入力するお姉さんが一年の合算年金額237、000円を月額と勘違いして12カ月に直し2,844,000円と入力した間違えに気付く
上司らしき人物は月額18、000円の金額ならゲンセンチョウシュウは無いので進めますといい終了した。


伊吹おろしが吹きさらす中でゲンセンチョウシュウをされがらの毎日の出勤

だけど俺は吹雪の中の13キロの帰り道すがらよくこれで日本国で暴動が起きないなとスゲ~なと思った。
ゲンセンチョウシュウは字で書くと源泉徴収となり源泉かけ流し温泉と同じ字なのだ。
サラリーマンは源泉徴収が基本だと思うが一生懸命働いた銭を源泉かけ流し温泉状態で問答無用で取られ訳のわからん図書費だの不明だのと極悪非道連中がカエルの面にションベン状態で言って除けるのを聞くともう暴動か革命かと思ってしまった。
その節は俺も参加したいと思う

押せば湧き出る泉ありと言ったのは浪越徳次郎である
サラリーマン諸君 選挙には必ず行こう君たちを源泉かけ流し温泉にしか思っていない連中を〆てやる必要があるのだ。
それにしても源泉とは面白い

担当ガチャ

普通の人は船に乗る場合は桟橋か岸壁から乗るが俺の場合は殆どが陸上に置いてあるボートに修理の為に乗る、
今でも地上から背丈程度の船べりなら何も使わずにヨッコらしょと懸垂状態で登る それも上がったり下がったりと日に何回もする
その時に胸に入れてる老眼鏡をうっかり胸と船べりで押しつぶしてしまう。それも片目仕様の2万円弱の老眼鏡を何度もやってアウトにしてしまう
そこで壊さない為に常に掛けてるメガネと考えて今回は初めて遠近両用を作って貰ったが

超が付く注射と病院嫌いの俺は多少の事では病院には行かない そのせいか自然治癒力が凄いあるらしく大概の物は自然に治ってしまう
病院は冬山で遭難した時の山小屋の様な安心感があり一歩扉の中に入ると何もかもが治ってしまう気がするのだ。
その為に何でもお任せで言われた事を守るだけで質問をする事はない。

遠近両用は合わない人も居ると言われたが病院内で試した時は山小屋に守られた安心感があるのか何の支障も感じずに処方箋を書いて貰いメガネを先月作ったが
メガネが合わないのかずっと左目が眼が痛いは頭痛はするしで等々我慢も限界が来て峠を越えてメガネ屋に別のメガネを作って貰う為になけなしの銭を握りしめて再度いって来た。

俺にはひどい偏見がありホームセンターでは野郎の店員にはほぼモノを訪ねない
何故からしらいい奴に当った記憶がないのだ。
これは俺の方にもその買う物が専門の工具などと言う問題がある上に女性にはハナから諦めてるからと言う事もあるのだが
勝手に思うのはホームセンターはパートの女性が多いと思うがたまに野郎がいるが何故かしら
野郎の店員は何処かに俺はこんな小間物屋で女に混じって働く男では無いと思ってるのか
投げやりな奴が多く
いわゆるゼークトの『無能な働き者』ではないかと思う奴が多いと感じてしまうのだ。

昨日は担当者が先月と違い若い女性でなぜ遠近両用は合う人と合わない人がいるかをレンズの構造と日常の行動から詳しく教えて貰った。
片目が日の抵抗力で見えたり見えなかったりするのはこちらの事情都合なので
なんぼ壊れて銭が掛かろうが二種類を持つしかないと納得した。
この世に完璧などないと思ってるので何をどうするか自分で取捨選択をするしかないのだと思うのだが
それには時間が掛かっても面倒臭がらずに納得して選ぶ情報を与えて貰う必要があり
その点は接客業は自分の主義主張や好き嫌いよりお金の為に働いていると割り切って働く女性の方が向いているのかも知れんと思った。


この割り切の良さが一度振った相手など見向きもせんのは本能に元づく行動なのだと理解に到った。
野郎どもも悠の字も気を付けようぜ

山岡家ラーメン

この冬は休みもろくに取らんで雪下ろししながら仕事をしてシマッタ
昨日は急にラーメンが食いたくなり酒蔵の前にあるラーメンを食いに行ったが休んでいて
留萌には美味いラーメン屋も天ぷら蕎麦屋も色々あるので行ってもいいのだが
ひとりでは食いに行く事は中々出来ない
それは20年以上一緒に暮らした街で殆どが一緒に食いに行ってる為なのだ。
この感覚は元塩町に住んだ時に生まれて初めて見たスーパーマーケットでひとりで買い物をした時の感覚に似ている。
自分がいかに場違いな場にいるかを感じてしまうけっこうイジケタ性格なのだ。
でも肉体労働が続いたせいか濃いクドいラーメンが食いたい
道内を仕事で走る時は4トンユニックが多いのでメシを食う時に駐車場に入れのは難儀するので駐車場が大きい山岡家ラーメンが多く味に慣らされている。
午後3時から峠を越えて北竜で塩味がする風呂入って滝川にラーメンを食いに行こう
車の中には山岡家のサービス券がゴッソリ入ってる事を思い出し持って店に入った
このサービス券は有効期限が1年で同じ山岡家でも店によってはかすれた期日を見て却下する店もあるのだが
新旧12号線が交差する空知太にある滝川の山岡家のニイチャンは字のハッキリせんかすれたサービス券を5枚選んで取り印字の綺麗な余分に余った物を俺に戻し餃子食べますかと聞いた。


帰りはすっかり夜になってしまった。

ラーメンは時給より安くて手軽に食うもので
それは漫画を見ながら食おうが背中を丸めて食おうがどうしょうが
作り手と食い手の人生がドンぶりに詰まっているのだ それがラーメンなのだと思う。

逃げられた嫁さんが何処かに嫁に行くまで再婚はせんと誓ったおかげでメシ食うにも難儀して
もう30年近くになるので時効かと思うのだが俺が誰かと再婚しても俺より年下を
お兄~様~お父~様~などと呼ぶのもなんだしと思ったりしてるうちに終活になってシマッタ


毎年この時期になると他にも毛糸の編み物やチョコレートなどゴッソリ貰ってしまう
が何も返していない

二重価格

明日から申告が始まるインボイスとやらは申請していないのでどうなら事やら
ま~間違っても修正申告が出来るらしいのでサッサと終わらせて何処かに行こうと思う。

いまは終活中なので様々な人の個人情報が詰まっている膨大な量の元法人会社の伝票を毎日焼却している。
紙はすぐ燃えると思ってる人は多いと思うが束ねた紙は中々燃えないので識別出来ない様にするにはこの見えるだけでも付きっ切りで数時間は掛るのに
何億何千万ものパー券伝票を何処かで密かに燃やしてる秘書が全国アチコチにいるんだべな~と思ってしまった。
汚れ仕事を押し付けられた可哀想な秘書達に告ぐ伝票を燃やす時の注意事項を一言
マイナスは状態に陥った時の炎と酒は危ない魔力があるので酒を呑みながら燃やしてはイケません

大嫌いな申告が終わったら天候を見て

普段除雪機を運んでいるトラックに元義理の弟カツノリが亡くなる寸前まで使っていた夜具を積んで出掛ける準備は整った。
東北か美濃か山陰か瀬戸内か何処に行こうか
今年の春節とやらは岐阜と東北が人気らしいので避けて今度は山陰か瀬戸内か毎日悩んでいる。

俺が気を付けてる観光旅はハリボテの作り物でなく切ったら血の出る様な無垢の普通の日常を邪魔する事なくそっと見たい
いま日本の観光地ではインバウンドを狙った外国人向けの観光地二重価格が話題になってるが
それでいいのかと日本人だの武士道だのと恥を知る国と言われる日本が海外の観光地の二重価格を真似する事は絶対にあってはいけない
俺が言うのもなんだが儲ければ何でもやってしまう、
これだけ情報が発達した現在においてはそれでは次回は無くなってしまうしケツを見られてしまのだ。
それが今年の春節の人気が岐阜と東北なのだと思う
さすが情報大国いい処に目を付けるなと思ってしまった。

さて何処に行こうか~雅じゃ~の山陰か紀伊半島か村上水軍の瀬戸内か

雪掘ってさらに掘って

暖気の日は落雪の下敷きになる可能性があるので雪下ろしをしてはいけない
寒い凍える様な日に限界集落に彷徨う雪女の幻でも見そうな日にやるのがいいのだ。
ここは自宅なのでいいが冬山で気を付ける事は汗を掻かない事が肝心


これ全部の雪を一人で下ろしてるので最初に下ろした処がまた積ってしまうのでこの雪の中を毎日グルグル回って疲れ切っている。
町営の風呂にいくとルームランナーや筋トレ施設があるがわざわざ電気を使って運動をする姿を見て何処の国から来た奴だと思ってシマッタ


この中に船主に見捨てられた高さ2.5メートルほどのボートが埋まっている
北国の家と違い そもそもボートは真夏の海で水着のネエチャンを乗せる為に出来ているので雪の中で使う事は想定されていない
一番弱いの屋根で暖気が続くと危ない 船が可哀想なのでスコップで掘り起こして雪を降ろすのではなく回りに積んで屋根だけは出しておかなければならない


今度はコッチとアッチ


さらにコッチ
電柱が雪で押されて折れそう先月から電機メーター検針員が北電に合理化とかで首を切られ来なくなった
この雪の中で一軒一軒雪を搔き分けて歩いた検針員の怨念か この奥にある電気メーターが猛吹雪で吹き飛んでしまった
一応連絡だけは入れて置いたが誰もこんしメーターは自分の敷地内にあっても触る事はいかんらしい
ごもっともなのでほかって置いてあるが線が繋がってるので文化生活には何も支障が無いし自家発電を持ってるので好きにせ~と
左奥に見えるのは廃線になった国鉄線路
ふ~ん合理化ね~
この猛吹雪が続く黄昏た北海道西海岸の田舎の限界集落のさらに絶滅集落寸前の検針員の次の仕事は決まってないらしい

ケダ~モノめ~


クッソ~ 桁網の船からトロ箱一杯貰ったナメタカレイにカジカが
ナメタは納まりがいいので箱一杯は凄い枚数になる それを水が冷たいのに捌いて塩して干してそろそろ食い頃と行ってみると無い!ないぞ一匹も無い

下にはケダモノ達の足跡がそれもウサギかキツネか他に何かわからん足跡が無数にある。
魚を干す時もいい魚は一番上に上げて干して唐揚げか焼いて食うかとワクワクしながら下から順に食うのだ
それが日替わりで味が変わっていくのも楽しいのだが
俺は美味い物は最後に食うタイプで身の厚いナメタとカジカの身も食わないでケダモノに食われてシマッタ
クッソ~ケダモノ連中を殲滅してやろうかと狩猟のオヤジに頼んで罠をと思ったが

だいたいが美味い物を先にさっさと食わない いつまでも片付けない性格も悪いと思い
片付けと終活をやる事にしていたら
ヒトデナシと言われていた時代の写真が出て来た。

この時代は食うのと生きるのに必死でずいぶん皆に迷惑を掛けて、助けられて、来たと感慨にふけってしまった。
アーク溶接免許は2年毎に実技試験があり合格しないと更新されない為に特殊な製缶などの仕事はお払い箱になり寿町か西成のドヤになる時もあり関西のドヤに3カ月住んだが皆に助けられて現在に到るのだが今でもさすがに当時の事は書く事は出来ない


宝引き賭場開帳 貸元になって皆から分捕った銭はここ崖下村で使ってしまったのである。
もう今は殆どが鬼籍に入ってしまってる。


サハリン残留2世の人達
この当時は国民皆兵のロシアでは日本に帰国する残留日本人の息子達は
長男が終わったら次は次男と次々と人質同様に兵役に取られる為に泣く泣くロシアに子供を残して日本に帰国せざるを得ない人達もこの中にいた。
その後に合流出来たらしい
好戦的な連中に戦争のケツを一生拭く覚悟はあるのかと言いたいが経験上声の大きい奴は逃げ足は速い


ついでにシャケの頭を叩くゴムハンマーを振ります吞兵衛
呑んで吞みまくった人生
自分では素晴らしい人達に支えられた人生だった。

自分を振り返るとま~しかたね~やとナメタ盗賊どももこの厳冬期に必死なのだと殲滅作戦は諦める事にしたが
浜風でかるく干したナメタは美味いんだょな~クッソ~

スマートホン


スマホに替えてから一週間になるが何がなんだかサッパリわからん電話に出る事も掛ける事もやっとで
パソコンはマイツールから使い始めて40年弱になるがこのスマホと言うのはマイツールの何十倍も何百倍も違うまったく違った物なのだと思い知らされた。
タブレットもカーナビで使い始めて数年経つが今ではカーナビ無しは考えられなくなってシマッタ
旅先でカーナビを使う事は道を間違えないので時間の節約になるが
メシなどを食う時は有名店が出て来るのでひとつの流れが出来てしまい有名店は有名になる一方で並ばなくては食えなくなり
自分が掘り出す店などの面白さが無くなってゆく様な気がしてならない
ラーメン屋の場合は並ばせる事は出来るカウンター席のみにして丼を出すまでに時間を掛けて出せばお客さん詰まって並ばなくていけなくなる。
当然それ以外の要素はあるが旅行の旅先に出てまで並ぶ店だからと入る必要はない
スマホを手にしてから有名店とか有名とか言う言葉で検索上位に出て来る事になんかひっくり来ないで引っ掛かるのだ。

俺が考える旅の三大要素は知る、見る、食べる、で知る楽しみは大きいこれは一方的に見て知るのとは少し違い旅先で教えて貰い聞いて知る。
これはその時出逢った人によって大きく違って来るそれが旅の醍醐味でもある。
その為にも並ぶほど忙しい店や観光地では中々そう言う出逢いはないので地元民が行く店を探す事になるがスマホの普及でそれも叶わなくなるかも知れない
たまにもの凄い不愛想な人に出逢う事もあるがそれはそれで凄い人生を損をしてる
そこに気付かない可哀想な人だと思うし自分はそうはならん様にしようと思う。

仕事、銭を貰うと言う事は答えはひとつしかないプロとしては
持主の予算やそのモノに対する思いもある中で最適な答えはひとつしかない緊張がある。
何を見ても仕事でなければ自分で好きに解釈するもの勝手で旅は仕事人のその緊張をほどいて呉れる場でもある。
申告が終ったら旅に出ようと思うのだ東北か美濃か山陰かひと月休めるなら瀬戸内などと思っているのだが、、、、、、昨秋はとてもそんな時間は無かった。

横並びにされるスマホに振り回されない旅をしたいと思ってるが
いまはそのスマホに翻弄されている。